平安時代より時を越えて
言葉、食べ物、遊び…
はるか昔、
いにしえから伝わるものは
いくつあって、
私の大好物、
かき氷🍧もその1つ!!✨
毎年夏は、
ありとあらゆる種類のかき氷を食べる✨
去年は冬場も食べてしまったけど♡
年中やっている
かき氷専門店がありましてね。。
年末に季節外れを楽しんだのだ✨
昔はお家で食べてもお祭りで食べても
いちご味、メロン味、レモン味、
そして、ブルーハワイ✨
(なかなかオシャレなネーミングよね)
みたいなシンプルな味しかなかったけどね。
(あ、わたしは『みぞれ』が好きだった!)
最近はいろいろと豪華なもので。
インスタ映え効果と言いますか、
時代を感じるものがありますねー。
そんなかき氷の由来は、
平安時代まで遡るという。
まぁ、時代は違えど、
夏場は暑いものですからね。
暑くなったら氷を食べる。
自然な流れなのかもしれないけれども、
氷にシロップをかけて食べた…というのは、
清少納言の『枕草子』内で語られていて、
『あてなるもの(上品なもの、良いもの)』
の段にかき氷が登場している。
✾枕草子より✾
あてなるもの
薄色に白襲(しらがさね)の汗袗(かざみ)。
雁の子。削り氷(けずりひ)のあまづらに入れて、新しき鋺(かなまり)に入りたる。
水晶の数珠。藤の花。
梅の花に雪の降りかかりたる。
いみじう美しき児の、いちごなど食ひたる。
当時はもちろん、
『上品なもの』『良いもの』
だったのが表現からもわかる。
だって、
冷凍庫どころか、
冷蔵庫もないでしょ??
ところがどっこい。。
冬に切り出した氷や雪を
夏まで保管するため、
『氷室』というものが作られ、
現在の冷蔵庫代わりをしていたのだとか。
小屋のようなタイプのものもあれば、
山陰の洞窟などを
利用することもあったそうな。
なので、
冬から保管していた氷がかけて、
そのかけた氷を食べたため、
かき氷🍧というのだとか。。
い、いやはや、
それは贅沢極まりない♡.*
というわけで、
一般的には
『氷』というものは贅沢なもので、
位の高い人たちは暑気払いで
本物の氷を口にしたそうだけど、
一般的には
氷を模したお菓子を食べたのだとか。
(『和菓子のアン』より)
昔は、
『氷の節句』という日があり、
無事に過ごせた半年の厄を払い、
これから半年の無事を祈って食べられたのが
『水無月』というお菓子なのだとか。
氷に似たお菓子を食べて夏バテ予防!!
っていうのは、なんだか面白い。
蒸し暑くなる7月を前に厄払いをし、
夏バテを予防する意味でも
6月30日に水無月を食べる。
ちょうど1年の区切りのころかな。
氷室も6月30日に雪を取り出し、
『氷室開き』をしたそうだし、
なんとなく繋がりはありそうで興味深い。
食べ物からなんとなく感じる
当時の様子や食生活が面白いですね♡
さすがは、
セーラームーンこと月野うさぎの生誕祭✨
(前日は、わたしの日🎂なのです(笑))
などなど、
いにしえより伝わる贅沢な氷菓子を
食べられるのは有り難いことで✨
今年のわたしも、
メロンのかき氷🍧!!などという、
さらに贅沢なものを食べたいと考えている。
(ラスール オーバカナル🍴)
お、おいしそう♡♡
最高の時代を生きています!!
え、ええええええええー!!
(本日のTwitterより)
思考が平安時代と現代を
行き来していたため、
ますます読みたくなった
『三度目の恋』
川上弘美著
ということで、
暑い夏もささやかな幸せを見つけて
楽しんでいきましょーう!!🍉.*