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学生が主催する研究室トークイベント「GDLabLT」 の舞台裏
📢 本記事はmast Advent Calendar 2023の21日目の記事です。20日目は丈一「ztext.jsで5000兆円風の文字を立体的に描画する」でした。
mast17 & 現在大学院D1の稲田です。筑波大学 情報学群 情報メディア創成学類(mast)のグラフィックスデザイン研究室(金尚泰研究室/GDLab)の学生によるトークイベント「GDLabLT」の企画立案を担当しました。この
六本木『潮』展 読み解きのヒント
東京・六本木で開催中の個展で展示中のシリーズ《潮》は、統計データを使って仮想の地形を作り、社会の姿を捉えようとする試みです。この作品の仕組みと読み解き方について解説します。
地理空間に横たわる流れをシミュレーションする作品《潮》について《潮》は、地理空間に横たわる不可視な流れを、社会統計データから生成した仮想地形を使って描きだそうとする作品シリーズです。
このシリーズは「社会にある資本・リソー
潮(六本木)- 右か左かみんなで決める
公益財団法人クマ財団の企画展@クマ財団ギャラリー(六本木)で、新作を展示しています。2023年11月11日(土)〜26日(日)、火水休。
展示作品《潮(六本木)- 右か左かみんなで決める》は、展示会場を中心とした地図4点からなります。それぞれの地図にはいくつかの道をなぞるマーカーのような線、カクカクとした等高線、そして青い三角形のグラデーション模様が描き込まれています。遠くから見るとグラデーショ
研究のアイデアをワークショップで考える 『はじめての糸あやつり人形 操作と未来のアイデア』
2022/12/10~14の期間で、筑波大学内部向けのワークショップ『はじめての糸あやつり人形 操作と未来のアイデア』を開催しました。稲田の修論の評価実験の一部であると同時に、研究の将来的な方向性を考えるためのアイデア集めとしての役割を持つイベントです。
個人としてワークショップを開催するのははじめてで、かつ、情報系の研究の実験としてワークショップをするのもあまりないことかと思います。中身や背景
おしゃれな本屋さんで展示をする 三重県亀山市《潮》の制作と展示
三重県亀山市で開催中の「亀山トリエンナーレ2022」で《潮》を展示しています。11月19日(土)まで。
展示について亀山トリエンナーレは市内の文化財建築や商店街の店舗など多数の会場に分かれていますが、今回稲田の作品は「高村書店」という、商店街の本屋さんをお借りしています。
決して広くはない店内ですが、壁は一面の絵本。積極的に表紙を見せる魅力的なディスプレイが目を奪います。
稲田は幼少期に絵本
Behind the Scenes of ツクライブ! ライブ照明を作るとき考えたこと #デザイン編
2019年度の筑波大学雙峰祭にて、ステージ企画「ツクライブ!」さんにお呼びいただいて、70分のライブの照明デザインと現場オペレートを担当しました。
本記事は、学祭ステージで他の団体がやらない照明機材の独自持ち込みとオペレートを実現するにあたっての記録と、ずっと演劇の照明を作ってきた自分がライブ照明を担当するときに考えたことの記録です。
技術編とデザイン編に分かれており、この記事は「デザイン編」
建物の明かりをハックする「住人たち」「カリヨン」ができるまで #3 / 制御編
この記事は、廃墟となった学生宿舎を利用した展示「平砂アートムーヴメント」で出展した、窓から見える明かりをハックし、建物全体を作品にする作品の制作の記録です。
老朽化で使用停止となった筑波大学の平砂学生宿舎「9号棟」の東側のうち23室に制御回路を仕込み、明かりの動きで時を知らせる「カリヨン」実在する学生の生活を観察する「住人たち」の2作品を交互に展示しました。今回は「作品の制御とデータ収集」につい
建物の明かりをハックする「住人たち」「カリヨン」ができるまで #2 / 設営編
この記事は、廃墟となった学生宿舎を利用した展示「平砂アートムーヴメント」で出展した、窓から見える明かりをハックし、建物全体を作品にする制作の記録です。
老朽化で使用停止となった筑波大学の平砂学生宿舎「9号棟」の東側のうち23室に制御回路を仕込み、明かりの動きで時を知らせる「カリヨン」実在する学生の生活を観察する「住人たち」の2作品を交互に展示しました。今回は「作品の設営と展示」についてです。
建物の明かりをハックする「住人たち」「カリヨン」ができるまで #1 / 準備編
この記事は、廃墟となった学生宿舎を利用した展示「平砂アートムーヴメント」で出展した、窓から見える明かりをハックし、建物全体を作品にする制作の記録です。
老朽化で使用停止となった筑波大学の平砂学生宿舎「9号棟」の東側のうち23室に制御回路を仕込み、明かりの動きで時を知らせる「カリヨン」実在する学生の生活を観察する「住人たち」の2作品を交互に展示しました。今回は「作品の企画と準備、設備設計」について