「誰かの幸せを考える」ペルソナ設定の3つのステップ【ライター初心者note】
記事を書くときに「ペルソナ設定」って、していますか?
一般的に、記事を書く目的を明確にするため、読者1人想定して作っていくという方法をとっているケースが多いはずです。
その人が「どういった目的」で記事を読んでいて、記事を読んだ後に、「どんな行動」をしてもらいたいのかを、きちんと想定して書いていく。
記事の軸をハッキリさせるためには必要なことですよね。
言葉にするとシンプルなのに、実際に書いてみると難しいものです。そこでペルソナ設定をするときにどうやって想像していくかが重要です。
そこで、少し前にリサーチ方法としても紹介していた「構成を作るリサーチ」の部分から「ペルソナ設定」を中心に考えてみます。
1.まずは「キーワード」と一緒に調べられているワードを検索する
記事を書く上で、「キーワード」を中心にリサーチするのは基本ですが、そのワードと一緒に調べられているワードを確認すると、読者が何をもとめて検索しているのかがわかります。
例えば、検索ワードで調べたら思ったワードが出てこなくて、もっと絞り込むためにワードを追加して調べたことはありませんか?どのワードを追加している人が多いのかを知ると、より読者に響きやすい記事の方向性を知ることができます。
このワードを「サジェストワード」といって「ラッコキーワード」などのツールを利用して、「キーワード」と一緒に調べられているワードを検索できるようになっています。(無料で使えて便利です)
2.サジェストワードから記事の方向性を考える
サジェストワードを調べたら、読者の検索意図を考えます。
例えば「育児 3歳」というキーワードだったら、
検索すると・・・
引用:ラッコキーワード
こんなワードと一緒に検索されているようです。(※クライアント指定の検索方法がある場合もあるため、確認しましょう)
私はキーワードから「3歳児を育てる悩み」などのイメージで検索していましたが、中には「育児 3歳差」などワードで検索している人もいるようです。
さらに、ポジティブ、ネガティブなどの方向性も考えられそうですよね。この検索結果をふまえて、実際に検索上位の記事などを参考に読者の大枠を考えておきます。
3.「どんな人に、どんな行動をしてほしいのか」ゴールを決める
大枠で考えた読者の中から、ペルソナ設定として読者の1人を想定してきます。
具体的に年齢、性別、職業、居住地、年収、どんな悩みがあるのか、どんな気持ちで検索しているのか、など詳細を設定します。
例えば、30歳女性、会社員(時短勤務中)、東京在住、年収350万円、夫と子ども(3歳)と3人暮らし。今は時短勤務をしているけれど「3歳の壁」で時短勤務が終了したら、やっていけるのか不安になっている。他の人がどうしているのかを知りたくて「3歳 育児 時短」で検索している。
などです。(考え始めたら、きっと無限に作れると思います)
自分で経験していたらどんどん思い浮かぶのですが、未経験分野だと記事だけでなく知恵袋や個人ブログなどで温度感を知るのもよいと思っています。あくまで、記事内に利用するのはソースがしっかりとした情報に限りますが、読者の考えを知るためにはいろいろな角度からリサーチする必要があるのではないでしょうか。
誰かの幸せを考える、想像力。
最終的には、その記事を読んだ読者が「幸せになる方法」を伝えられる記事を作るのがWebライターの仕事だと感じています。
少しでも記事を読んでもらえる工夫をする。
読んでもらうことで、本当に必要な人に届く確率が上がる。
そのために、読者を想像して読みたくなる記事を一生懸命考えて書いていくことが重要だと思います。
私もまだまだですが、誰かの幸せを考えるという目的があったらWebライティングも楽しくなりますよね。
なかなか進まなくてつらいジャンル、書けない日もありますが、相手に届けられるという自己肯定感を持って記事を書いていきたいと思います。
想像力。高めていけたらいいですね!