「“予想どおりに不合理”のダン・アリエリー著 “「幸せ」を掴む戦略”から読む ーゲーム理論と行動経済学から導き出される信頼の四行原則と社会を成立させるモノ」
はい!!! というわけで、4月1日!
新卒の方々はウェルカム社会!!!! 社会情勢的にどんな感じでされてるかよくわからんけど!!!
今年はそんな感じでエイプリルフールもちょっとアレな感じですね。
まぁネタをネタと楽しめるのは、ある程度、心に余裕がないといけないでしょうね!!!
エイプリルフールってことで、騙されないために“疑うこと”の大切さについてなんか書こうかなーと思ったんですが
↑ ちなみにこの本に学生時代に出会ったおかげで、科学的な懐疑する精神の重要性を知った次第で、これがあったとなかったじゃあ、けっこう生き方変わっていたので、ひょいとかくのもあれかとおもうので、またどこかで。
で、今回は、まぁエイプリルフールってのは、嘘を嘘だとわかってて楽しむものなんですが、
社会的には正直者があれな目になう、的な論説が多いんのですし、
結局、正直者じゃなくて、口のうまい嘘八百の方が、得をするんじゃないの?
的なことを思っている人も少なくないんじゃないでしょうか。
で、嘘つきは得なのか損なのか!?
短期的にみたら得をすることが多いけれども、長期的にはどうなの? ということでいうと、正直者が嘘つきよりもプラスになる、という話。
ほんとかよ!!! と思うかもしれません。
そう、正直すぎるとバカを見る。信じると裏切られる。
しかし、どの程度信じたらいいのか、無秩序に無縫に信じればいいのか。
そこでヒントになるのが、ゲーム理論の「しっぺ返し」戦略。
囚人のジレンマとか、言葉だけでも聞いたことある人もいるのでは。
で、しっぺ返しとは以下の通りの行動原理
10 これが最初の接触なら30へ 二回目以降の接触なら20へ
20 前回相手が協調して来たなら30へ 攻撃してきたなら40へ
30 協調せよ
40 攻撃せよ
こちら、簡単に言うと
古っ!!!!!!!!!!
というのは置いておいて(延期とても残念ですね。といいたいところなんですが、前作全然みてなくてすみません)
https://www.asahi.com/articles/ASN413TJRN41UCLV003.html
一言でいうと、
「信じろ。ただし、やられたらやり返せ。徹底的に」
という戦略。
常に信じるを是とするが、嘘をつかれたら、次からは絶対にその人を信じない、という菩薩なのか修羅なのかな戦略なのですが、
長文の様々な戦略に対し、上記のたった四行のシンプルなコードが多くのポイントを獲得したそうです。
もしかしたら、すげぇ最新の戦略だと塗り変わっているのかもしれないけれども、多分、ふつうに人が応用できるとすると、すげぇシンプルなくらいじゃないと参考にならないから多分、これがベターだと思います。
だってねぇ、3回信用できたら信用に切り替える、とかこういう傾向がみえたらどうしたらいいかを●%とか、こうなったらこうするとか、絶対できねぇよ!!!!!!!
ちょうど、ダン・アリエリー(予想どおりに不合理が有名)の本を読んでて
さらに考えさせられたのが、全員が信じ合う方が得をする、ということ。いや、当たり前じゃね? と思うかもしれないんですが、戦略としてそれが正しいと説かれるわけですよ、道徳じゃなく。
※作中では全員が信じる場合、全員に分配される持分が増加するが一人でも裏切った場合、その人だけ得をする、というルール。最初は全員しんじることで富を増やすことになるが、途中でだれか一人でも抜けがけるように裏切った場合、以降のターンではだれも信じる行動を取らなくなる
一度の、一人の裏切りで、信用の循環がなくなるということですね。
ん? でも、これって最初の四行原則でいうと、正しい行動なんじゃないの?
と思った方、書いててわいもおもったけれども、それは正しい!!!!!
※この文章はストックもなく、その場でいつも書いてます。
ようは、四行原則は個人の戦略としては正しい。
けれども、その結果、もっと大きな枠ーー社会の構図で見た場合、絶対的な正解とはいえない。んじゃないの?的な。
社会ってのは信頼でなりたっているんだなぁと気づかされます。
じゃあ、裏切られるかもしれないけれども信じるしかないのか、ってことなのかもしれないですが、
多分、どこかでそうするのが、生きるってことなんじゃないでしょうか。
ほら、ゲーム理論のシミュレーションと違って、人は話し合うことができるし、どこかで区切りをつけて、信じ合うように仕切り直せば良い。
※もちろん綺麗事だけではなく、その疑惑を起こしたものを、ゲームから追放するということも含まれるでしょう。
正直、疑いだすとキリがないので、人間関係でいえば信じるってことで、よしにしたいじゃないですか。
とりあえず、信頼から始める。先行きの見えない世の中だけれども、生きるしかしゃあなし。
信頼が信頼を生み、裏切りよりも利をもたらすと知られるのが、一番いいのでしょう。むずかしいけどね。
ただ、自分から信頼を放棄することは「なし」にして、生きるのが、粋ってものじゃないでしょうか。
疑うことの大切を解くはずが、いつのまにか信頼の話になっちゃったよ!!!
ただまぁ、ウソつきの日だからこそ、信じるってことを考えてみてもいいのかも。
そんなこんなで。ではまた!!!!
最後まで読んでくれて thank you !です。感想つきでシェアをして頂けたら一番嬉しいです。Nazy