マガジンのカバー画像

全力学級経営

9
運営しているクリエイター

#学級経営

始業式から子どもの名前を呼ぶために

始業式から子どもの名前を呼ぶために

教師という仕事のいいところは「毎年リセットされること」であると聞いたことがあります。
どんなに荒れた学級も必ず4月は0に戻るのです。
もちろん、それは逆も然りで、どれほどいいクラスでも0に戻るということでもありますが。

だからこそ、この春は教師の熱量が高い時期でもあります。
今年こそは。
次こそは。
今年はもっと。
前よりもっと。
そう願う教師が多いからこそ、この春という季節がもっとも教育書が売

もっとみる
3学期×学級通信

3学期×学級通信

1月は行く、2月は逃げる、3月は去る。
3学期は、投稿日数も少なく、あっという間に終わります。
現状がどうあろうとも、「まぁまぁ」とやり過ごすことができるのが3学期です。
だからこそ、この3学期をどう過ごすかには、教員としての在り方が大きく詰まっているのではないかと思います。

なんとかこの3学期でさらに学級の結束力を高めたい。
最後の最後まで何とか今自分が担任する子ども達に、できる限りのことをし

もっとみる
学級経営の三本柱

学級経営の三本柱

お正月に格付けチェックを見ていた時のことです。何十万円の楽器達と何億円の楽器達を聞き分けるというものでした。
私にはそうした素養は全く無いので、分からなかったのですが、ピアノをやっていた妻は、一通り聞いて「絶対B。低音が違う。」と言い切るのです。
そんなことあるか?と思いながらテレビを見ていると、なんと正解。
しかも、解説で「低音が違う」も言うではないですか。

わかっている人というのは、理解の解

もっとみる
学級開きの三原則

学級開きの三原則

学級経営が上手な先生ほど、子どもたちとの出会いを大切にされている先生が多いのではないかと思います。

それはやはりファーストコンタクトが印象を大きく左右し、その後の人間関係にも大きく響くことを経験上よくわかっておられるからだと思います。

特に最初の三日間は、黄金の三日間とも呼ばれる、先人の先生たちも大切にしてきました。

この三日間に大切にすること=その先生の学級経営の柱

でもあると思います。

もっとみる
授業と学級経営は両輪

授業と学級経営は両輪

授業と学級経営授業と学級経営どちらが大事でしょうか?

一筋縄では答えられない質問です。

続けて問います。

授業力と学級経営力は比例するでしょうか?

私は、比例関係ではないと思っています。

学生の時、私ははっきり、「学級経営が大事」だと思っていました。チーム作りさえしっかりすれば、学びは教科書に沿って進めばいい。

しかし、その思いは現場に立って脆くも崩れ去りました。
授業の時間が圧倒的に

もっとみる