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小林 奈那子
2020年7月6日 19:01
これは2018年7月、東京フィルハーモニー交響楽団の定期演奏会に出演させていただいた折の、音と香りの妄想記録を加筆修正したものです。---------------------------------------------------------------------------標題音楽と香りのコーディネーションただいま弾かせていただいているのは、記録的暑さの東京にひとときの涼を音楽で与
2020年4月29日 15:01
これは2017年12月、新国立劇場で上演されたリヒャルト・シュトラウス作曲のオペラ「ばらの騎士」に、東京フィルハーモニー交響楽団のエキストラとして出演させていただいた折に、個人的な投稿としてFacebookに書いたものを加筆修正したものです。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー昨日から今朝にかけて、香りという切り口から《ばらの騎士》への妄想を繰り広げていたら、田
2021年1月8日 20:11
寒くなればなるほど凛として、暑くなればなるほど涼やかに甘い。もっともっと欲しくなる香り、それはネロリ。私はあらゆる物事に対して起こる「恋」という現象が大好きだ。心の内側でポッと「なにか」が発生する感じ、その空気感、雰囲気。恋は薔薇色と言ったりもするから、対象あってのシチュエーションにはローズの香り、というのは自然なこと。でも私は、ネロリほど「恋」に似合う香りはないと思っている。対
2022年4月11日 12:59
先日、オリザ・ルイ・ルグランという香水メーカーの作品を取り寄せた。フランスから届いた小さな小包をドキドキしながら開封したとき、鮮やかでしあわせな記憶として、この先ずっと私の中に残るだろうなと思ったので、一度記録しておきたいと思う。1720年フランスで創業した香水商オリザ、カタログを見ていても、その作品の生まれた年代を追いかけるのは本当にロマンがある。1720年、1862年、1884年、1886