七彩 (nana)

詩✑《詩はみんなのもの》気楽に詩を愉しむ【ナナイロの泉】代表/詩作とシェアで癒される『…

七彩 (nana)

詩✑《詩はみんなのもの》気楽に詩を愉しむ【ナナイロの泉】代表/詩作とシェアで癒される『ポエトリーシェアリング』/言葉のワークショップ等┃明石市文芸祭詩部門入賞/こうべ市民文芸詩部門入賞/詩誌『別嬢』同人/播磨灘詩話会/

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  • 水滴のやうな言葉たち

    詩についての呟き。 詩についてのひとりごと。 わたしの詩論 など。 ふと思いついたこと。気づき。

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記事一覧

【旧加古川図書館/旧加古川町公会堂】映像作品公開のお知らせ

わたし自身にとっても大切な場所 加古川市加古川町に在る歴史的建造物 旧加古川図書館 / 旧加古川町公会堂 この度、映像作家 若林あかね様 の手により素敵に映像化され…

七彩 (nana)
3か月前
6

これまでの活動歴等

■詩にまつわる経歴 2019春 詩作を始める 2019 夏 ポエトリーシェアリング活動団体『ナナイロの泉』結成 活動開始 2019秋 明石市文芸祭詩部門入賞 2020春 『ナナイ…

七彩 (nana)
5か月前
9

【記事】じぶんインタビュー (2024年1月)

ライターの ながらいつこ さんにインタビュー記事を書いていただきました。 ぜひご覧ください🌱 ▼  ▼  こちらをクリック ▼  ▼ 詩やポエトリーシェアリングへの想…

七彩 (nana)
8か月前
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fly off

言葉にしよう この感情を 光の便箋に乗せて 旅をさせよう 湧き出す ふるえる 微熱帯び 溢れゆく ほんとうは 気づいてる どうかそのまま 素通りしないで 言葉にしよう …

七彩 (nana)
1年前
16

magma

幼い頃から命の底で ユラユラと滾る マグマの舞 その粋を認める 大人になった わたしは生涯この炎を こうして癒し続けるのだろう

七彩 (nana)
1年前
8

spring

それは 紫がかった透明 オーロラの光を帯びる水面 幻影としか思えないほどに美しく 手でふれられそうなほどにリアル 雪のように儚げな煌めきと 水晶のように確かな存在感…

七彩 (nana)
1年前
8

secret

人は日々 言葉を好きに解釈する よくもわるくも そうして ドラマチックは つくられてゆく 解釈に酔うこと それに気づかないこと 無意識で並行させ 活力を生み出す それ…

七彩 (nana)
1年前
7

i write

最近の気づきから 自分の書いたものを 詩としてる理由を考えた やたら改行した作文 なのは確かだけど わりと 詩的な表現が入ってる わりと リズムを意識してる だからや…

七彩 (nana)
1年前
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wing

「詩」という言葉に 自分を括りつけたくない

七彩 (nana)
1年前
8

めりっと

わたしの詩 それは やたら改行して 詩的に綴った作文 それを詩と言えば そう言ったとたんに 詩になる 正確には 詩ということになる 詩ということにしておけば 文芸の一ジ…

七彩 (nana)
1年前
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しかくい

熟語はのこる こけいだから なかなかとけない いつのまにかなくならない 熟語はかたい 熟語はしかくい かたくてしかくい 熟語はいたい 使い方次第で 凶器にもなる…

七彩 (nana)
1年前
18

詩にする

細かく事実を羅列すると野暮に感じるし、 わざわざ述べる必要はなかったりするので、 詩にしています✒︎

七彩 (nana)
1年前
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charm

詩には規定がない 詩には結末がない 詩は得体が知れぬ そんなところが 詩の絶対的魅力

七彩 (nana)
1年前
8

poetry

詩は、 気 の 生。

七彩 (nana)
1年前
9

水 Ⅱ

詩は 読むときも じわじわと 足をつけていくことになる そうしないと 詩って読めなくて だから 読むときも ちょっとだけ 気が必要 靴も靴下も履いてるのに まず…

七彩 (nana)
1年前
9

詩を書くとき 水の中に潜る感覚がある 悪い夢といえば 水たまりといえるほど わたしは水たまりが苦手で 水に潜るには それなりの気が必要 詩を書くことは 毎回挑戦…

七彩 (nana)
1年前
9
【旧加古川図書館/旧加古川町公会堂】映像作品公開のお知らせ

【旧加古川図書館/旧加古川町公会堂】映像作品公開のお知らせ

わたし自身にとっても大切な場所

加古川市加古川町に在る歴史的建造物

旧加古川図書館 / 旧加古川町公会堂

この度、映像作家 若林あかね様 の手により素敵に映像化されました

撮影に参加させていただき、この建物を主題に書いた詩を読み上げました

建物の魅力、近隣住民の想い、専門家のお話、
盛りだくさんの映像作品です

よろしければぜひご覧ください▶︎▶︎

こちらの建物は老朽化と維持費の問題か

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これまでの活動歴等

これまでの活動歴等



■詩にまつわる経歴

2019春 詩作を始める
2019 夏 ポエトリーシェアリング活動団体『ナナイロの泉』結成 活動開始
2019秋 明石市文芸祭詩部門入賞
2020春 『ナナイロの泉』が第10期兵庫県東播磨地域ビジョン委員活動実践グループとして活動(〜2022春まで)
2020秋 播磨灘詩話会/詩誌『別嬢』に参加
2020秋 こうべ市民文芸詩部門入賞
2022夏 PakuPakuPark様

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【記事】じぶんインタビュー (2024年1月)

【記事】じぶんインタビュー (2024年1月)

ライターの ながらいつこ さんにインタビュー記事を書いていただきました。

ぜひご覧ください🌱

▼  ▼  こちらをクリック ▼  ▼

詩やポエトリーシェアリングへの想いを語りました。

熱心に取材してくださり、素敵な記事に仕上げていただき、感謝です!

🌸  🌸  🌸

fly off

fly off

言葉にしよう
この感情を
光の便箋に乗せて
旅をさせよう

湧き出す
ふるえる
微熱帯び
溢れゆく

ほんとうは
気づいてる

どうかそのまま
素通りしないで

言葉にしよう
この感情を
光の便箋に乗せて
旅をさせよう

向き合って
見送れば
心はそっと
透きとおる

澄んだ夜空にかかる
満ちた月の輝きの下

小さな美しさ
小さな恵み
小さなよろこび
そして
静かな涙まで

また見つけられる
じぶ

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magma

magma

幼い頃から命の底で
ユラユラと滾る
マグマの舞

その粋を認める
大人になった

わたしは生涯この炎を
こうして癒し続けるのだろう

spring

spring

それは 紫がかった透明
オーロラの光を帯びる水面

幻影としか思えないほどに美しく
手でふれられそうなほどにリアル

雪のように儚げな煌めきと
水晶のように確かな存在感

わたしが還る場所

secret

secret

人は日々
言葉を好きに解釈する
よくもわるくも

そうして
ドラマチックは
つくられてゆく

解釈に酔うこと
それに気づかないこと

無意識で並行させ
活力を生み出す

それにより
熱狂したり
絶望したり
思い通りに生きるのだ

言葉はそれの助長を孕む
波動である

人は人生に
媚薬を求めている

i write

i write

最近の気づきから
自分の書いたものを
詩としてる理由を考えた

やたら改行した作文
なのは確かだけど
わりと
詩的な表現が入ってる
わりと
リズムを意識してる

だからやっぱり
わたしはわたしなりの
詩を書いてるし
詩を書くのが好き

それと
わたしが詩を書いてると
喜んでくれる人がいるから
それが大事な人だから

その喜びをわたしは
言葉のかたちで
受けとるわけじゃないけど
非言語領域で伝わって

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めりっと

めりっと

わたしの詩
それは
やたら改行して
詩的に綴った作文

それを詩と言えば
そう言ったとたんに
詩になる
正確には
詩ということになる

詩ということにしておけば
文芸の一ジャンルに割り振られ
読み物として扱われる

活字となって
それらしい書物に掲載されれば
人に認められることもあるだろう

そして
詩ということにしておけば
詩書きという椅子を
得ることもできる

詩人などと呼ばれ
詩人と知り合い

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しかくい

しかくい

熟語はのこる

こけいだから

なかなかとけない

いつのまにかなくならない

熟語はかたい

熟語はしかくい

かたくてしかくい

熟語はいたい

使い方次第で

凶器にもなる

かぜのうわさ

詩にする

詩にする

細かく事実を羅列すると野暮に感じるし、

わざわざ述べる必要はなかったりするので、

詩にしています✒︎

水 Ⅱ

水 Ⅱ

詩は

読むときも

じわじわと

足をつけていくことになる

そうしないと

詩って読めなくて

だから

読むときも

ちょっとだけ

気が必要

靴も靴下も履いてるのに

まず靴と靴下を

脱ぐとこから始まる

ちょっとだけ

気が必要

水

詩を書くとき

水の中に潜る感覚がある

悪い夢といえば

水たまりといえるほど

わたしは水たまりが苦手で

水に潜るには

それなりの気が必要

詩を書くことは

毎回挑戦だと思う

詩の待つ水に潜りたい

まず大きく息を吸う