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水滴のやうな言葉たちII

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呟き。ひとりごと。 自論、哲学など。 ふと思いついたこと。気づき。
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しかくい

しかくい

熟語はのこる

こけいだから

なかなかとけない

いつのまにかなくならない

熟語はかたい

熟語はしかくい

かたくてしかくい

熟語はいたい

使い方次第で

凶器にもなる

かぜのうわさ

カラクリ

カラクリ

人は他者と共有するフィクションの中で、
幸せになったり、不幸になったりする。

厳密に言えば、
幸せになったような気になり、
不幸になったような気になる。

しかしながら、
それがいわゆる「幸せ」であり
いわゆる「不幸」なんだろう。

だから
誰とフィクションを共有するかは、
せめて自分で吟味し選択したい。

たぶん、

たぶん、

人間って
24じかん
泣いてるものなんじゃないかな、
ほんとうは

でも生きるために
泣きやんでるんだとおもう

人間の粒はいつだって
きらきらとふるえて、
かなしくゆれている

だからひとは
泣くとほっとするんだ

veil

veil

その曖昧さ
不確かさこそが
きっと 詩の魅力

ああ、
わたしはあなたの正体なんて
一生知りたくありません

浮遊という生き方

浮遊という生き方

エネルギーの渦の近くは

わたしにとって危険領域

浮遊する胞子のわたしは

渦に近づけば吸引される

気持ちは抗いたいのに

思うように動けない

巻かれてしまえば楽だけど

ぽいっと抜け出せたときには

ボロ雑巾みたいになっている

いつしかそれを思い知り

アンテナを立て宙を舞い

平穏維持を意識している