作品の本質は、山場に現れる……気がする
趣味の物書きのつぶやき
どんな作品にも、複数の要素が入っているものだと思います。
シリアスでも、ときどきコメディだったり。
バトルあり、友情あり、恋愛あり、だったり。
この作品は、「こういう作品」です、と言い切るのは、なかなか難しいのではないかと思います。
拙作も、かなり曖昧です。
ですが、「とある事件の決着のつけ方」で、拙作は「バトルアクション」ではなくて、「ヒューマンドラマ」なのだと、実感しました。
作者なので、いちおうは、「たぶん、ヒューマンドラマだよね?」くらいには思っていたのですが、「やっぱり、ヒューマンドラマだよ!」と、自信を持った……というか。
山場での盛り上げ方が、「バトルアクション」と「ヒューマンドラマ」では、まったく違うのです。
「どこで魅せるのか」に特徴が出ます! ……たぶん。
超長編の拙作で説明をすると、長~くなるので……。
たとえば、「囚われのヒロインを助ける話」の場合。
「バトルアクション」ならば、主人公がカッコよく敵を倒すところに重点を置き、「恋愛」ならば、敵を倒したあとの二人のシーンに重点が置かれる、という感じでしょうか。
自分の作品の本質はコレだ!
と、自信を持って言えるようになると、作品にブレがなくなっていいんじゃないかなぁ……なんて思います。
逆に言えば、ここを間違えたら、せっかくの作品が台無しになるのではないかと……思います。
(……実は、決着の付け方で「え……?」と思った作品を読んだことがあり、あのときは呆然と……)