「永遠に少年」の物書き
趣味の物書きのつぶやき
私が小説を書き始めたのは、おそらく小学校低学年のころだったと思います。
……となると、執筆を始めてから今までを「執筆歴」というのであれば、執筆歴ウン十年になる……ようです。
(リアルの多忙により、休筆期間が長いのですが……)
そんな私は、何故か、小説サイトでは実年齢よりも若く見られがちです。
同世代にしか通じないネタを話したはずの同い年の方には、5歳ほど若く思われていましたし、とある中学生の方には20歳近くも若く思われていました。
さすがに、20歳もサバを読むのは心が痛むので、それ以降、努めてフケ顔ならぬ、フケ物書きのフリをしてきた私です。
閑話休題。
二人組で漫画を描いてらっしゃった、藤子不二雄さんの話です。
ご説明するまでもなく、有名な方です。
けれど、あるときから「二人組」ではなくなってしまわれました。
その話を聞いたとき、私は寂しく思いました。
けれど、別々に活動することになった理由を書かれていた記事を読んで、納得しました。
どこに書かれていた記事か、もう忘れてしまったので、以下に書くのは、「その記事を読んで私が解釈したこと」です。
もしかしたら、本当は違う解釈をするのが正しいのかもしれません。
描きたいものが変わってきたから、それぞれに描きたいものを描くことにした。
それだけのことだったのです。
そして、ふと気づきました。
私は「永遠に少年」のタイプの物書きだったんだなぁ、と。
だから、若くみえるんだろうなぁ、と。
実年齢は年を取るけれど、物書きとしての年齢は年を取らないのです。
いい年なんだから、もっと現実的な話を書くべきだと思っていたことがあります。また、実際、書いたことはあります。
けれど、私が書きたかったのはコレじゃない――そう思いました。
だから――。
――そんなことを考えながら、今日も好きなものを書いています。
…………年齢を経て、高年齢キャラの描写は、うまくなったと思いますけどね!(笑)