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そのキャラを「苗字」で呼ぶキャラ、「名前」で呼ぶキャラ

趣味の物書きである私(月ノ瀬 静流)のひとりごとです。
執筆をしながら思ったことを、つらつらと。
とりとめもなく、綴っております。


趣味の物書きのつぶやき

作者にとって愛着のあるキャラ。
そして、そのキャラに付けた、こだわりの名前。

しかし、読者にとっては

「覚えなきゃいけないこと」

――に、しかならない……というのが、現実だと思います。


絶対ではありませんが、多くの場合、キャラには苗字と名前があります。
そして、フルネームで呼ばれることもありますが、「苗字」か「名前」のどちらかで呼ばれることのほうが多いのではないかと思います。

しかも。

場合によっては、あるキャラを「苗字」呼ぶキャラと、「名前」で呼ぶキャラが混在していることも――!

作者なら、まず、間違えないし、混乱しないと思うのです。
でも、読者にとっては、同じキャラが名前を2つ持っているようなもの。覚えるのが大変!

……かといって、キャラ同士の関係を考えたら、「コイツラ、絶対、名前で呼び合うわけない」とか、「苗字で呼び合っていたら、よそよそしくて、仲が悪いと思われる」などと、作者にも曲げられない事情が……。


そんなわけで、個人的な工夫。

(三人称で書いているので)地の文は、苗字と名前のどちらで呼ぶか固定。
でも、たまにはフルネームも入れておく。

台詞の中で、地の文とは違うほうで呼ばれたときには、地の文に「呼ばれて、〇〇は振り向いた」などと書いて、フォロー。
読者の記憶の中に、苗字と名前をセットで刷り込む!


そして。
最強の手段。

作中のキャラクター、ほとんどが親戚で、みんな苗字が同じだから、そもそも、苗字で呼び合わない! ……という設定にする。

――今、私が書いているような作品にしか使えない手法ですけど……。


こんな小説を書いています

『di;vine+sin;fonia ~デヴァイン・シンフォニア~』 あらすじ
『di;vine+sin;fonia ~デヴァイン・シンフォニア~』 冒頭スクリーンショット(PC)
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縦書きが好きで、こんな記事を書きました


私については、こちらの自己紹介をご覧ください