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キャラ2人のやり取りのほうが書きやすいが、3人のほうが深いような気がする

趣味の物書きである私(月ノ瀬 静流)のひとりごとです。
執筆をしながら思ったことを、つらつらと。
とりとめもなく、綴っております。


趣味の物書きのつぶやき

1対1のやり取りの場合、互いに相手のことを見ています。

だから、作者が考えるのは
「キャラA→キャラB」の目線と、「キャラB→キャラA」の目線です。
2つだけです。

ですが、ここにキャラCが加わると、目線が一気に6つに増えます。

……すみません。当たり前のことを書きました。
けど、そう考えただけで、キャラが1人増えるというのは、随分と複雑になるものだなぁ、と。(思いませんか……?)


あとから割り込んだキャラCは、キャラAにばかり話しかけていて、キャラBは傍観に回っている、なんてこともあると思います。

この場合、台詞のやり取りだけ見れば、キャラAとキャラCの2人のやり取りになりますが、キャラBは、ちゃんと、この場にいます。
ちゃんと会話を聞いていて、それに対する何かしらの感情を持っています。作者としては、それを忘れちゃ駄目かな……と。
会話の流れによっては、キャラBが思わず口を挟みたくなる瞬間だってあるはず。それを作者が見落としたら、矛盾したキャラになってしまう……。


こんなふうに、それぞれのキャラクターの思考を丁寧に追っていくと、「ああ、『人間』を描いているんだなぁ」と思います。(ちゃんと描けているかは、さておき)

だから、小説を書くのは面白い、と感じるのかもしれないなぁ……なんて思います。


こんな小説を書いています

『di;vine+sin;fonia ~デヴァイン・シンフォニア~』 あらすじ
『di;vine+sin;fonia ~デヴァイン・シンフォニア~』 冒頭スクリーンショット(PC)

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縦書きが好きで、こんな記事を書きました


私については、こちらの自己紹介をご覧ください