【神様】である作者が、キャラクターの『心の奥底』を書く
趣味の物書きのつぶやき
現実の人間の『心の奥底』は、計り知れません(たぶん)。
しかし、小説ですと、【神様】である作者が、
「A子は口では強がりを言っていたが、本当は寂しかったのだ。」
と、書けば、「A子ちゃんは『心の奥底』では寂しかった」ということが、事実になります。
だから【神様】は、このチート能力をうまいことを使えば、『驚きの展開』も思うがまま……
え、ちょっと待て。
A子ちゃん、さっき、めっちゃ元気だったよね?
ちっとも、寂しそうに見えなかったけど?
――と、読者が思ったところで、【神様】が言うことは絶対です。
A子ちゃんは寂しかったのです!
待て待て待て!
そんな【神様】なんか、信じねぇぞ!
こうして、信じてもらえなくなった【神様】=作者からは、読者が離れていく…………。
……【神様】は、まったくもって、万能ではないようです……。
(対処法は、伏線と描写かなぁ)