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人間の頭脳は、スマホの予測変換よりも賢く、そして頑固だ
趣味の物書きである私(月ノ瀬 静流)のひとりごとです。
執筆をしながら思ったことを、つらつらと。
とりとめもなく、綴っております。
趣味の物書きのつぶやき
小説では、「女の子にしか見えない、可愛い男の子(男の娘)」や、「男性にしか見えない、格好いい女性」といった、性別不明のキャラクターが出てくることがあります。
あるとき、私は「男性にしか見えない女性」を書きました。
そして、その小説を友人に読んでもらいました。
「感想? ああ、この『男装の麗人』がさー」
え? ちょっと待った!
『男装の麗人』なんて、私は書いてないよ?
私が書いたのは、「男性にしか見えない女性」です。
服装には触れていません。
顔については、明確には書いていませんでしたが、「強い(たくましい)」人なので……。
……少なくとも「美人(麗人)」の設定ではありません。
それがいつの間にか、友人の脳内では、男物の服を着ていて、美人設定になっている!!!
どうやら、友人の感覚では、「男性のように見える女性」は、「男装の麗人」でないといけないようです。
すなわち、「男性のように見える女性」という言葉を読んだ瞬間に、脳内で「男装の麗人」と変換される!
人間の思い込みというのは、なかなか…………(なんて言えばいいんだ?)。
そして、私は改稿しました。
「『男装の麗人』のほうが覚えやすいなら、このキャラは美人にしよう。そのほうが、読者に優しい物語だ!」
固定観念だとしても、読者がイメージを掴みやすい『形』があるのなら、それに従うのも『策』かな? と思ったのでした。
こんな小説を書いています
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