作中のキャラが「あ~、なるほどねぇ」と言っていることが、読者にとって謎だったら、ちょっとムカつく?
趣味の物書きのつぶやき
作中のキャラクターが、「あぁ、なるほど! 分かった!」と言っている内容が、読者には理解できない。
――という状況は、それなりにあるのではないかと思います。
そのとき、読者はどんな気持ちになるんでしょうか?
もし、小説ではなく、リアルでそんな場面に遭遇したら、私ならきっと、ストレス・ムカつく・嫌な気持ち……に、なると思います。
なら、小説を読んでいるときも、そう感じるかなぁ……?
リアルほどには強く感じなくても、やはり、「オモシロクない」と思いそう……?
ちょっと、ムカつくかな……?
それとも、置いてきぼり感?
作者としては、「オモシロクない」は、困ります。
「ムカつく」は、かなり困るかも。そこで読むのを止められてしまいそうで。
「置いてきぼり感」は、もっとマズイ状況?
そんなわけで。
読者にとって「分からない」であろうことを出すときには、「読者の代弁をしてくれるキャラ」がいるといいんじゃないかなぁ、と思うのです。
できれば、代弁してくれるキャラは、主人公だといいな……。
何故なら、主人公が、
「俺に分かるように説明しろよ!」
と、叫んでくれれば、
読者は、「あ、ここは分からなくてよいところなんだ」「あとで、誰かが主人公に説明してくれる展開になるわけね(=今は分からなくてよい)」と、安心できるから……。