子どものことを子どもにきく(読書感想文)
私の本の選び方は...なんて言い方はなんか変な気がしてきた。本も人と同じ、出会っている気がする。それを実感する今日この頃。ある時はSNSで、ある時は本の中で紹介されている本で、ある時は会話の中から。自分で出会いに行きたい時は、自分をよく知る人に尋ねる。すると私にヒットしそうなものをスッと差し出してくれる。
こうしてメモ代わりの読書感想文を描き始めてから、見られる方がその本のことと一緒に私のことも知ってくれている気がする。「これ、好きそう」って言われたらヒットするものが多い。え、なんで知ってるの、って思うけど私が本を通して自分を語っているのかも知れない。知らない間に。
娘が幼児の頃に私は小学校で読み聞かせを始めた。でも何を選んだら良いのか、わからない。そこで娘に尋ねた。「おすすめ本あるかな」そこで娘が紹介してくれた本が絶妙に私にも、聞き手の子どもたちにもヒットするもので感激したのは、もう十数年昔の話。
そうです。私も子どもとの対話が大好き。なんなら大人より子どもを信じています。私のことをピーターパンと言ってくださる方もいますが、私は見た目はアラフィフ頭脳は子どもの逆コナン。日々いろいろな不思議を見つけては子どもたちに相談しています。3歳児みたいに。でも大人は「後からね」とか「今その時間じゃないよ」とか言いますが、子どもたちはいつでも真剣に答えてくれる。その時の子どもたちの答えと優しさに「はぁ〜すごいな〜」って感激する気持ちが、私の栄養。
多分もうちょっと若い頃は私も「大人だからしっかりしなくちゃ」って思ってたとは思うんですが。もう無理ですね。我が子たち、そして教室や小学校で出会う子どもたち、こんなにすごい人たちと日々一緒にいるんですから。
うちの子、頼りにならない。うちの子、なーんにも考えてないんです、って方がいらしたら、是非インタビューしてみてください。この本に方法が載ってます。
私からの小さなアドバイスは「子どもの答えをジャッジしないこと」それは言葉や態度や顔に表れます。そして子どもたちはそれを察して忖度するからです。
子どもはすごいんです。大人が思う以上に。