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「変な英語教師」の日常

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「変」というと語弊があると思うのですが、インパクトをとって「変」という言葉を使っています。子どもたちからも「先生って変」って言われます。これは「変わってる」って意味だと思います。…
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2022年12月の記事一覧

言葉の力 習慣の力

言葉の力 習慣の力

 2022年が終わろうとしている。この一年を振り返りながら、私は今年出会った作家 寺地はるな さんの「ミナトホテルの裏庭には」を読み終えた。
この作家さんは私の愛する人が今年勧めてくれた方。今年に入ってこの方の本を4-5冊読んだ。どの本も共通して言えるのは、読後に心が凪になるということ。「それでいいんだよ」というメッセージがじわっと心に広がっていく。

習慣の根深さ

 私は比較的自由なマインドを

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名刺がわりに英語の訛り

名刺がわりに英語の訛り

 以前シンガポールを旅した時、タクシードライバーの方が中国っぽいアクセントのある英語で話しかけてきた。かなりきついアクセントだったけど、話している間に彼の言っていることがほぼ100%分かるようになった。
「フェイウォンを乗せたよ。つい数週間前にね。君が座ってるまさにそこに座ってたんだ」
 その頃フェイウォンの「恋する惑星」を観て憧れていた時だったので、とんでもなく素敵なニュースに胸が踊った。

 

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チルなイベントをした

チルなイベントをした

 若い頃、海外を旅して歩いていた。
まだスマホもなくて、困ったら周りに頼るしかない。ある時、スイス人の友達と車で旅をしていたら、ニュージーランドの山の中の国立公園で友人が鍵を車に閉じ込めてしまった。途方にくれていたら、通りがかりのイスラエル人グループが、今から焚き火するから一緒にどうかと声をかけてきた。結局その日は暗くなったので一緒に焚き火を囲み、イスラエルのスープをご馳走になり、火の周りに一緒に

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自分の働き方は自分で決める

自分の働き方は自分で決める

 7年前。さて、いよいよしっかり仕事しようかな、と思った時に勤めに出るかその時にあった小さな教室を頑張って自分のボスになるかを考えた。まずボスになろう。私の性格上、多分フリーが合ってる。でも、それで立ち行かなくなったら、プランB。それも考えた。

 お陰様で、7年後の今でも自分の好きなことを好きな様にさせてもらってる。どうせするなら、と自分の教室は全く自分色にした。それに共感してくれる素敵なスタッ

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