幼稚園の最年少、満3歳のお友達に「たかちてんてー」と呼ばれてる、剣道7段のコワオモテの園長が書き溜めていた幼稚園生活の記録。砂場に埋もれてしまって忘れられたスコップのように、今まで書き溜めてきた幼稚園生活の記憶が、このまま埋もれたままじゃかわいそう。 noteを読んで、 🔸皆さまの子ども時代を思い出してもらえたら… 🔸お子さんが幼稚園を卒園した皆さまは、在園時の幼稚園生活を思い出してもらえたら… 🔸幼稚園の時の担任の先生を思い出してくれたら… 🔸幼稚園時代のお友達を思い出し
【2006.04.26】 あぁ〜今日は1日やる気がありません。こんなに天気が良くて、こんなに桜が綺麗に咲いていてもダメです。全然だめです。 なぜって?それはですねぇ、今年の年少さんにたかちてんていは大いに傷つかせられたのです。大抵の事では、ひるまないのですが、子どもの「率直で、素直で、正直な」言葉は時として大人をこんなにも傷つけるものかと、改めて感じた次第であります。もぅタチナオレナイカモシレナイ・・・ガク。 はいはい、何を言われたのか皆さん想像つきますね。そーです。3
【2006.04.11】 はいはーい、幼稚園2日目ですよー。お友達、特に新入園児のお友達はどんな2日目だったかな?生憎の雨模様の1日だったけど、楽しい幼稚園だったでしょうか? いやぁ、楽しい幼稚園じゃぁなかったお友達もいたはずですねぇ〜。だって今日は雨だもの。幼稚園ご自慢の広いお庭で遊べませんもの。「雨の日だって、教室で楽しく過ごせば楽しいじゃない!」ってそりゃそうですが、やっぱりお庭に出て遊ぶ新入児がいちゃったりするわけですよ。霧雨が降る園庭に出て、滑り台に君臨しているお
【2006.04.10】 さぁ!本格的に幼稚園が始まりました。たかちてんていが正門に仁王立ちをしつつ、「レレレのレー」って事務所の前にほうきを当てていると来ましたきました(^o^)新入児及び進級児のお友達が登園してきましたよ。 進級児はいつも通り元気ににこやかに門をくぐっていきます。たかちてんていにもいつもの通り挨拶をしてね(o^-')bそして新入児のお友達もやってきましたよぅ〜。真新しいカバンにちょっと大きめの制服。緊張したおももちで正門をくぐり、進級児のお兄さんお姉さん
カウントダウンが始まりました。年長児の卒園式まで残りわずかになり、お友達も「幼稚園に来るのはあと○日しかないんだぁ」なんてうれしそうにわざわざ言いに来たりしてます。この「うれしそうに」というのが、なんとも複雑です。 この3年あるいは2年、手塩にかけて育ててきた年長さん。ハッキリ言って手放したくないです。このまま幼稚園にいて、たかちてんていのお尻にカンチョー決めたり、そんなことをして威嚇ビームを発射されたり…。 「たかちてんてい、サッカーしようよ!」 「たかちてんてい、○君
待ちに待ったサッカー大会。特に男の子が燃えに燃えるサッカー大会です。年中さんの大会が火曜日に行われましたが、年長さんともなると、闘志が違います。「絶対に勝ってやる!」という意気込み満々で毎年すばらしい試合を見せてくれます。 その意気込みも頷けるほどの実力揃い。お庭には必ずサッカーボールを持ってでてきて、仲間と一緒にサッカーを楽しんでいました。またその意欲に身体もついてくるし、ドリブルも、パスも完璧。 さてさて、年長児男の子のサッカーの試合は期待を裏切りませんでした。均衡す
縄跳び大会が終わりましたが、幼稚園内は空前の縄跳びブーム。朝登園すると、さっさと着替えを済ませ、お庭や外廊下に縄を持って出てきます。 そして今日は、正門前で門番をしているたかちてんていの所まで縄をもって駆けてくる女の子3人組(一人は年中さん)は自慢げに縄跳びを見せてくれます。1回跳び、2回跳び、片足跳び、綾跳び連続交差。二重跳びにまで挑戦しています。でも綾跳び、連続交差、二重跳びはまだまだ無理無理。そんな挑戦している女の子に「まだまだぁなぁ…」なんて腕組みをして言い放つと「
縄跳びって子どもにとってはとても難しいもの。ジャンプをするタイミング、縄を回す技術、リズム良く飛び続けるリズム感。どれが欠けても縄跳びを跳び続けることが出来ません。一生懸命に練習しても、数多く飛べないお友達は、この縄跳び大会をきっかけに縄跳びに打ち込み、ある時ふと縄跳びをするコツをつかんで、3回が10回に…10回が30回に……30回が50回に………と、跳べるようになるんです。 さてこの縄跳び大会に意欲的に取り組んでいる年長さんの女の子。多分学年の中では一番背が低く、笑顔のす
お庭につもってた雪がここのところの暖かさでほとんど解けて無くなりました。この雪は積もっているうちは綺麗でいいんだけど、解ける頃が一番やっかいです。そう、幼稚園のお庭を何日も何日もぐちゃぐちゃにしてしまうのです。 ぐちゃぐちゃのお庭で泥んこ遊びに興じるお友達もいますが、ほとんどのお友達は屋内で遊んでいます。ここがポイント「室内」ではなく「屋内」なのです。そうそう、外廊下などシューズでも歩ける場所で遊んでいるのです。最近流行なのは縄跳び。コンクリートの外廊下で、出来るようになっ
<ケンカのお話> 事務所にやってきた別々のクラスの年少さん。原因は分かりませんがなにやらもめているようです。二人のにらみ合いは、どちらも一歩も引かない状況に事務所にはピンと空気が張っている感じ。1学期のそれならすぐに「どうしたのだ?喧嘩しているのか?」と2人に詰め寄るたかちてんていですが、もう3学期、2ヶ月後には年中さんになる年少さんですもの。しばらく視界に入れつつ見て見ないふりをしておりました。 するともめ事がだんだんエスカレートし、にらみ合いも最高潮になってきたところで
最近年少さんときたらたかちてんていなんてお構いなし。つい、ついこの間までは「たかちてんてーー!!」なんて駆け寄ってきては太ももにしがみつき、柔らかいほっぺを「スリスリ」して「ママに会いたいの」とか「寂しくなっちゃった」とか「○君が混ぜてくれない」とか「赤いスコップじゃなきゃイヤだ」とか「もぅお集まり?」とか何かにつけてたかちてんていをあてにし、たかちてんていには「一目」おいていたというのに・・・。更に言えばたかちてんていはそんなお友達を「ひょい」と持ち上げ抱っこをしてあげたじ
幼稚園では毎日のように戦いごっこや、何とかレンジャーごっこで大にぎわい。手刀を構えて「スチャ」って相手を見据え「ぅぇぃ、ぅぇい」ってやり合う姿は少々危ないんじゃない?って思う事もあるけど、「度」が過ぎない限りは3歩離れて見守るたかちてんていです。 そこにやってきました「武器」を持ったお友達。そうです広告で作った剣を片手にポーズを決めるお友達がやってきたのです。飾りも何もついていない、ただただ広告を丸めただけの剣だけれど、それはお友達にとっては宝物の剣です。ルパンの石川五右衛
超久々。今日は年長組のお友達からサッカーのお誘いを受けました。そんなわけでこの強風の中小躍りしていたたかちてんていです。こんにちは。でも小躍りしていたのはサッカーに誘われたからだけではありません。 さて、今日のこの強風でただでさえ寒いお庭が、極寒の世界になっていました。体感温度は確実にマイナスでした。そんな中でサッカーに興じる年長さん。3クラス合同の混合チームでサッカーを楽しんでいたのだけれど、一つのクラスがお集まり。すると対戦相手の人数のバランスが崩れ「んじゃぁ、とりっこ
昨日の餅つき。釜戸をお庭に3つだして、薪で火を起こし、お湯を沸かせて餅米をふかしました。そう!火を使うので、お庭の落ち葉は教員総出で掃いたのですが、滑り台の下や、鉄棒の前などにはまだまだ沢山の落ち葉が落ちています。そこで、今日のたかちてんていは残った落ち葉を掃き集めていました。 お友達がお庭で遊んでいるのを見ながら、鉄棒の前に掃き集められた落ち葉。こんもりと盛られた落ち葉にお友達は大興奮。寝そべって落ち葉のベットにしてみたり、座って落ち葉のソファなどなど、いろいろな遊びを
いやぁ、1週間ぶりの更新になってしまったすまないすまない。この1週間の間に、お友達のお遊戯は完璧に仕上がるは、落ち葉でお庭は埋め尽くされるは、雪は降るは雨は降るは、事務所前にクリスマスらしくイルミネーションが輝くは、そして極めつけはたかちてんていが新聞に載ってしまうはで、激動の1週間であったのでした。 そしてこの激動の1週間なぜ日記が更新されなかったのかというと、書くことが無かったからなのです。 大抵雨や雪の日は、事務所は大にぎわい。んもぉー電話が来るたび「静かにあそびな
いやぁ、落ち葉が大変な事になっている。今朝幼稚園に登園すると、冒険の森側と砂場側には落ち葉が「山」になって落ちているではありませんか。地面が見えないくらい落ち葉が降ってきていてるし、今日の陽気に幼稚園を覆う木々の紅葉が美しく輝いています。上も下も幼稚園はすっかり秋色に染まっています。 さすがに今日は落ち葉掃きをしないわけにはいかないでしょう。特に砂場はもはや砂ではなく「落ち葉場」になってしまっています。これでは、お友達がスコップで掘ると同時に落ち葉も掘った穴に落ちていき、砂