【なわとび】
縄跳び大会が終わりましたが、幼稚園内は空前の縄跳びブーム。朝登園すると、さっさと着替えを済ませ、お庭や外廊下に縄を持って出てきます。
そして今日は、正門前で門番をしているたかちてんていの所まで縄をもって駆けてくる女の子3人組(一人は年中さん)は自慢げに縄跳びを見せてくれます。1回跳び、2回跳び、片足跳び、綾跳び連続交差。二重跳びにまで挑戦しています。でも綾跳び、連続交差、二重跳びはまだまだ無理無理。そんな挑戦している女の子に「まだまだぁなぁ…」なんて腕組みをして言い放つと「んじゃたかちてんていやってみなよー!」なんてほっぺをふくらませて言うのです。「はいはい。お手本を見せましょう」と自分の縄跳びを事務所から持ってきて「何からする?」って女の子3人の顔を覗き込みました。
たかちてんていが縄跳びをするなんて想像もしなかったお友達は、ちょっとうれしそうに「二重跳び!二重跳びやってみて!!こう!こういうやつ」って自分の縄跳びをつかって出来ない二重跳びを披露するのです。「はいはい、何回やりますか?」と聞くと「1回」なんて答えるのもで「少なすぎ」ってむっといちゃいました。すると「んじゃ20回ね〜」なんていかにも「20回なんて無理無理」って表情でたかちてんていをみるのでした。
かくして2重跳び20回に挑戦するたかちてんていに、それを見守る女の子。「いくぞー」なんてかけ声とともに縄を「ヒュンヒュン」を鳴らせて二重跳びです。リズム良く飛び着地するたび、「2−3−4−…」って数えていくお友達。そしてあっという間に20回。「はい20回跳びました。」とお友達に笑顔を見せたものの、実は膝はガクガク、心臓ドキドキで、その心境は「20回跳べてよかったぁ(フゥー)」なのでした。
でもその見事な2重跳び20回を見た女の子は「次は綾跳び」「次は後ろ跳び」等々次から次へリクエストしてくるのでした。いやぁ、年長さんで1000回跳んだだの2000回跳んだだのと縄跳び大会の話を聞きましたが、結構しんどいです。縄跳び・・・。
そして女の子が去ったあと、教室で「たかちてんてい2重跳び20回跳んだヨー!」なんて男の子に話したのでしょう。立て続けに男の子が縄跳びを持って事務所に駆けてきて「二重跳びやって見せて!!」なんて目を輝かせるのでした。
当然、前半とばしすぎてフラフラでガクガクでドキドキ。「よ〜っし」なんてやってみせるものの、やっぱりひっかかって20回跳べません。そしてその言い訳は「長靴だと上手く跳べないなぁ〜」なのでした(^^;) ヒー疲れた
【2006.0220】
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