見出し画像

【なわとび大会】

縄跳びって子どもにとってはとても難しいもの。ジャンプをするタイミング、縄を回す技術、リズム良く飛び続けるリズム感。どれが欠けても縄跳びを跳び続けることが出来ません。一生懸命に練習しても、数多く飛べないお友達は、この縄跳び大会をきっかけに縄跳びに打ち込み、ある時ふと縄跳びをするコツをつかんで、3回が10回に…10回が30回に……30回が50回に………と、跳べるようになるんです。

さてこの縄跳び大会に意欲的に取り組んでいる年長さんの女の子。多分学年の中では一番背が低く、笑顔のすてきな女の子です。この女の子の縄跳びにかける情熱と来たら、それはそれは大変なものです。小さな身体で1000回以上も跳んでいるのです。その証拠に手の甲には先生に跳べた回数が書いてあります。1300回。ホントたいしたものです。今までその回数は学年…いや幼稚園で1番だったのですが、最近別のクラスの男の子に抜かれてしまいました。男の子の跳んだ数2000回。

こんな事を聞いた女の子は負けてはいられません。一昨日の帰りの時間から「○君は2000回跳んだ。私も2000回跳ぶ。絶対縄跳び大会では跳んでみせる」と目から炎が…。そして迎えた縄跳び大会当日。朝方送られてきたお友達は、鼻息あらくやる気満々。お母さんに「縄跳び大会ですねぇ〜」なんて声をかけると「興奮しちゃってあまり眠れてないみたいです。今日も朝早く起きちゃって…」なんて言っておりました。

そこまでして縄跳び大会に挑むなんてすばらしい!!何回跳べたかよりもその「気持ち」をほめてあげたいけど、彼女にはオーバー2000しか興味がないようです。果たして、彼女は2000回とべたのでしょうか?

こんな熱い縄跳び大会。たかちてんていが幼稚園にきて最高跳んだ回数は3000回オーバー。今は6年生のIちゃんだったと記憶しております。そうそう!この子も女の子。男の子にかなわなかった今年の女の子。もし、3000回跳んで新記録を作ったら、たかちてんてい特製の新記録メダルをあげるぞぅ!!
【2006.0217】

いただきましたサポートは、子ども達の為に使わせていただきます!