マガジンのカバー画像

ふと思った日記

193
ふと思ったことを綴った日記です。ほとんど「むにゃむにゃ」という独り言です。へぼ俳句もついてます。
運営しているクリエイター

#ブログ

5月11日(日記)赤ちゃんのように

晴れ 今年の五月は、ちょっと違うぞといった感じのいい天気。 久しぶりに、noteで記事を連続して上げているせいか、何となくテンションがあがってくる。 その昔、まだSNSなんてものがなかった時代。 当時、たまたま講演を聴いた有名な放送作家が、将来、何か自己表現をやりたいと思っている人は、まずは、「何でもいいから発言し続けること」と言っていたのを思い出す。 その人は、中学生の頃から、深夜ラジオのはがき投稿を始め、漫画雑誌の読者コーナー、新聞の意見、そして、公共機関のご意見

5月7日(日記)ずっとサザエさん症候群

雨 始まりの方は天気が良かったので、結果的にいいGWになった気がする(東海三県限定)。 今回、メンタルの調子を崩してわかったことの一つに、振り返ってみれば、小学校の時からずっとサザエさん症候群だったということ。 ちなみに、サザエさん症候群とは、 「日曜の夕方から深夜、翌日(月曜)からまた学校や会社に行かなければならない」という現実に直面して憂鬱になること。 それがひどいと、うつ病や、適応障害になりかねない。 らしい 最近、「行きたくないところには、行かなければいい」、

4月30日(日記)新たな五大聖人

4月の最終日 朝から雨 雨もまたいい。 まだ回復途上にあるせいか、フィクションの言葉が上手く頭に入ってこないので、読みかけの村上春樹さんの新作を中断して、道元の正法眼蔵を読みふける(これもフィクションと言えばフィクションだけれど)。 この長い書物を通読するのはもう何回目だろう。 苦しみにまみれる人間という生き物は、いったい、どうやったら悟れるのか(正法)を、時には修行方法、時には公案を使って、延々と説明されるのだが、やはり何度読んでも難しい。 ヴィットゲンシュタインを

4月24日(日記)弱っているときの最適なBGM

曇 少し肌寒い。 本当に、心が弱っているときって、テレビやNetflixなど、うるさく感じてとても見ていられない。 しかし、まったくの無音も辛い。 そういったとき、最適なBGMがないかとつらつらと探していると、ベタだけど、ハワイアンがいいと思った。 ハワイアンってやっぱり心が落ち着く・・・。と思ったのも最初だけで、やがて沖縄民謡を聞いている時と同様に、どこか南国特有の哀しさ、歴史の苦しみみたいなものが感じられて、辛くなってくる。 そして挫折。あれは、もっと元気なときに

1月14日(日記)友情の捨て方

雨 不動産巡りをするも、いい物件がなく、あるペットショップで一目惚れした黒柴購入計画は白紙へ。 かっ、悲しい。 最近、久しぶり会う友達(知り合い)と飲んだりすると、会話が噛み合わなくることに気づく。仲が良かっただけに、「おまえ、何言ってんの?」という表情の変化が、瞬時にわかってしまう。 その後、何となく話は続けるが、昔のような親愛の通奏低音的なものがなくなっている。 「おまえ、変わったなあ」と、お互い心の内で思っている。そう思い出したら最後、友情というのはあっけなく崩れてい

1月9日(日記)不動産巡り

晴れ ふと、犬を飼いたくなって(今の賃貸では不可)不動産巡り。 いい物件に巡り会えなかったが、知らなかったことを不動産屋さんから、いろいろ聞けて面白かった。 一つ目は、今は最初に、ネットで物件を探すのが主流で、当てを付けてから、その物件を取り扱っている不動産屋に行く。つまり完全に早い者勝ちだということ。お客の中には一度も、生の物件を見ていないのに、ネットだけで借りることを決めてしまう人もいるらしい。 二つ目は、お客さんからの要望があるが、なかなかペット可の賃貸物件がないと

11月23日(日記)「友達」を定義するから苦しくなる

雨  旅行が中止になって結果的に良かった。体調も良くなかったので。 最近、一つの出来事があって、特に関心もないので傍観していたら、第三者から「あなた、あの人の友達でしょう?」と、結構きついお咎めの言葉をいただいた。 しかし、その人は特に友達と思っていなかったし、知り合いとも思っていなかった。というより、そもそも今まで「友達」というものを、あまり、定義してこなかった。「友達だから」という概念がない。 人によっては、「友達」とは、こういうものだ。とスラスラ言える人もいるだろう

11月17日(日記)字が汚い

晴れ 秋 秋 秋って感じ。 久しぶりに、人から字が汚いと言われた。 「読めるように書きなさい」、「そんなんで仕事大丈夫?」、「今からでも習字教室に通いなさい」、「そのままだと絶対、苦労するわ」等々。まさに人間失格状態。 その人というのは、実は母親なのだが、スマホも、パソコンも持っていないので、何か文字で伝えたいことがあると、どうしてもメモ書きになる。 小さい頃から、こう言われ続けていて、字を見せると怒られるのがわかっているので、母親にメモを渡すとき(めったに起きないように

9月9日(日記)雨男

曇 行くところ、行くところ雨が降る。 旅行、イベント、ハイキング。 降らなかった例しがない。昔は笑い話に終わっていたが、 最近は、マジに恨まれる。 だから、最近自ら冗談でも「雨男」と言わなくなった。まだ自分から自慢げに言っている人は、雨男として二流である。 恨まれて、怒られて、遊びメンバーから外されて、一流だ。 と、好きで雨男になったわけでもないのに、雨男って、何一つ良いことがない。 あっ、一つだけあった。日照りで悩む地域の方(特に外国)。 雨乞いに呼んでください。行く

本のライバル

そもそも本というものにライバルがあるのかと言われればそのとおりですが、時間を費やすという意味で、ライバルは存在します。例えば、テレビ、映画、ゲーム、SNSなどがそうでしょう。エンターテイメントの全般と言ってもいいのかもしれません。 テレビが普及し始めたとき、本の強敵が現れたと言われました。読書の時間が大幅に奪われると。やがて、本当にテレビのせいで本を読まなくなったとさえ言われました。そして、その次に現れた大きな敵と言えばテレビゲームでしょう。 そして、最近になって現れたの

9月4日(日記)眼鏡道楽

曇 少し涼しい 三年前に買い換えた眼鏡に、薄い傷が何カ所できていたので 眼鏡屋さんへ。 軽症かと思いきや、レンズ自体を変えなくてはいけないとのこと。 軽く見積もってもらったら、数万円。 いつのまにか、レンズが高騰している・・・すぐに、取り替えるのをあきらめた。 せっかく来たので、並んでいるフレームを、何本も試してみて ブランド品でフレーム込みの値段と訊ねたら、十万円超。うっ、絶句。 もう少しで、iPhone14が買えるじゃん。 知り合いに、眼鏡を30本持っていて、日替わ

7月26日(日記)ミッション

夏らしい夏の日 何となくぼやっと思う。 今回の人生はきっと、この家庭環境、この生まれ、この仕事で、小説家になれというミッションなのだと。 この世に、輪廻転生があったとすれば、自分は何回も生き直して、ひたすら小説家として生きてきたと。 時には、ベストセラー作家だったときもあれば、一生食えないで死んだときもあったと思う。 そのたび、その時代、社会で、「物語を作ること」だったのだ。 今回の生は、他に仕事を持ちながら小説家になれというミッションだったのかもしれない。 そう思っ

7月25日(日記) 空の概念

晴れ すばらしい天気 風が心地良い 空の概念が、西洋哲学を飲みこんだとき、何が発生するのか。 そこから新しい思想、そして新しい物語を作り出せるのは、案外、この国からなのかもしれない。 Kindle出版の準備をしながら、ふと空を見上げながら思う。 空を飛ぶ 己の無は 何処へと

7月23日(日記)我を忘れる

何となく晴れ 昨日は渋滞の中を3時間も運転した。空いている高速道路を6時間運転するよりよっぽど疲れる。 渋滞は、車だろうと、電車だろうと、百貨店だろうと、すべて好きではない。かなりせっかちなだ。 巷で見かけるビジネス書や自己啓発本では、「気づき」をとても大切にする。だけど、人は本当は何も気づきたくなどないのかもしれない。瞑想、ゲーム、スポーツ、ドラッグ、それらに日々熱中する多くの人達を見ていると思う。 結局、みんな我を忘れていたいのだ。本当は、自分に対しても含めて何も