北津軽にある小さい町には日本海と田園に囲まれた美しい風景があります。この町の一番の魅力はこの美しい風景を支えるあたたかくてユニークな町民。遠い中泊町に簡単には来れないけど言葉を通…
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#この街がすき
「村の産土神社がおらにカメラを持たせてくれたんだと思う。」 アマチュアカメラマン、農婦 外崎令子さん
アマチュアカメラマンの外崎令子さんは手に持っているカメラで、平成元年から宮野沢の風景を残してきました。
外崎令子さんは60歳のときに12年間の景色をまとめた写真集「わたしのふるさと みやのさわ」を自主出版しました。
その後「グラフ青森」で6年間の連載を始め、子供の頃からのことや中泊町の古老たちから聞いた昔話を書いた『振り返れば懐かし』が「グラフ青森」から出版されました。
今回のインタビューで
「なんもねぇ町」にも誇れるものを 宮越寛さん
中里から車で10分ほど離れた場所には小川三知のステンドグラスが残る離れ「詩夢庵」があります。
大正9年宮越家9代当主正治がイハ夫人33歳の誕生のために建立したと伝えられます。大正浪漫あふれる空間は夫妻が詩歌を詠む場所として「詩夢庵」と命名されました。
今回は12代目宮越家当主であり、宮越商店を営む宮越寛さんにインタビューさせていただきました。
こっちの人は対等なんですよ
――宮越寛さんの生い