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【クラシック音楽の聴き方】集中力・生産性向上のルーティン♪「モーツァルト×ポモドーロ×コーヒー」の効果最強説を唱えたい!

こんばんは。名古屋クラシック音楽堂(@nagoyaclassicca)です。今日はちょっとハウツー的なテーマとなります。

皆さんは集中したい時、作業の生産性を上げたい時、アイデアを発想させたい時に、何か決まったルーティンをされていますか?

僕は「クラシック音楽×コーヒー」特に、「モーツァルト×コーヒー」がルーティン

僕の場合は、ほぼほぼSpotifyでクラシック音楽、特にモーツァルトのプレイリストをBGMとしてかけっぱなしにすると不思議と集中できます。それに加えて、コーヒーメーカーでブラックコーヒーを淹れて、コーヒーの落ちる音や沸き立ってくる香りも重要だったりします。

頭を空っぽにして、部屋を暗くして、モーツァルトをかけて、コーヒーの香りを嗅ぐ。僕の強制的なアイデア出し瞑想タイムのルーティンです。

もちろん、勉強したり作業したりするときにも使います。

ルーティンに新しくポモドーロテクニックが加わった

先日、指揮者の原田慶太楼さん(@KHconductor)がYoutubeライブ配信の中で紹介されていたポモドーロテクニックという勉強や作業するときの生産性を向上させるための時間管理術がなかなか効果的でした。

ポモドーロテクニックとは?

1980年代にイタリア人のフランチェスコ・シリロによって考案された時間管理術。

このテクニックではタイマーを使用し、一般的には25分の作業と短い休息で作業時間と休息時間を分割する。 1セットを「ポモドーロ」と呼ぶ。これは、イタリア語で「トマト」を意味する言葉で、シリロが大学生時代にトマト型のキッチンタイマーを使用していたことにちなむ。

①達成しようとするタスクを選ぶ
②キッチンタイマーで25分を設定する
③タイマーが鳴るまでタスクに集中する
④少し休憩する(5分程度)
⑤ステップ2~4を4回繰り返したら、少し長めに休憩する(15分~30分)


ポモドーロの途中で急用が入りタスクが中断された場合は、そのポモドーロは終了とみなし、はじめから新しいポモドーロを開始する。

メールをチェックしたくなったり、誰かに連絡する用事を急に思い出したり、他人を気にしたりしてタスクを中断することは「内的中断」であり、 さほど重要でないことをやっており、そもそもの目標設定が適切でないことに原因があるとしている。

ポモドーロ・テクニックは開発者、デザイナーなどクリエイティブな職業に就く人から支持されている。

Wikipediaより引用

ワンセットが30分(休憩5分含む)で4セット行うと2時間。結構このくらいの時間が集中力を維持して勉強や作業ができるMAXなんじゃないかと思います。この間はマルチタスク禁止、休憩中以外はSNSもスマホも見ないというルールを加えることでかなり集中して生産性が上がった気がします。

あなたは、モーツァルト効果を信じますか?

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このポモドーロテクニックに、今までのモーツァルトとコーヒーをコンボで試しにいつもの作業をしてみました。このコンボに使用するモーツァルトのSpotifyプレイリストはこれ!「Mozart for Your Brain」あなたの脳のためのモーツァルトって少々煽りすぎな気もしますが…。でも愛用してます。

1990年代に「モーツァルトを聴くと頭がよくなる」「IQが上がる」とか結構なブームになったのをご存知でしょうか?

モーツァルトの「2台のピアノのためのソナタ ニ長調」K.448を学生に聞かせたところ、他の音楽を聞かせたり、または何も音楽を聞かせなかった学生よりも、スタンフォード・ビネー式知能検査の空間認識テストにおいて高い成績を示すした。という論文が元ネタになっています。

ただし、2007年にはドイツ教育省が「モーツァルト効果は存在しない」と結論づけた研究結果を発表し、音楽を聞くだけでは知能が発達しないことを示したり、2010年にはモーツァルトの母校であるウィーン大学がこの効果を正式に否定したり。。。

ただし、モーツァルトの音楽を他の作曲家の音楽と比較した特徴として、3,500~4,500ヘルツという高周波音と、透明感あふれる純粋なゆらぎがバランスよく豊富に含まれていて、この高周波音帯が、延髄から大脳にかけての高次の脳神経系が刺激するとされています。

この結果、モーツァルトの音楽は脳神経系、ホルモン系、血液循環系そして免疫系へのプラスの影響があるとされています。

これにより、身体や脳へのリラックス効果がおこり、リラックスした状態で勉強したり作業したほうが集中力や生産性は上がるのは自然のことだと思います。

当然ですが「モーツァルトを聴くと頭がよくなる」と宣伝するモーツァルト効果は、はなはだ拡大解釈にすぎます。そんな虫のいい話ないですよね笑。

ちなみに眠りたい時に聴くモーツァルトのプレイリストもあります笑

あなたは、コーヒー効果を信じますか?

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なんだか、小見出しがオカルトチックになってきましたが断然真面目に検証したいと思います。

コーヒーを飲むという行為が、身体や脳に及ぼす研究や、コーヒー摂取のメリット・デメリットに関する研究も様々あります。

例えば、

コーヒー好きがコーヒーを飲もうと思ったり、コーヒーを淹れる準備をしていると、「パブロフの犬」のようにドーパミンが分泌されます。ドーパミンは幸福感や集中力が増したり、意欲的になる効果がある

グァテマラやブルーマウンテンなど一部のコーヒー豆で淹れたコーヒーの香りを嗅ぐと脳がリラックスしている状態を示す脳波「α波」が高くなる一方、マンデリンやブラジルサントスで淹れたコーヒーの香りを嗅ぐと、情報処理能力=集中度が高まった時に発生する脳波「P300」が高くなる

コーヒーに含まれるカフェインがアデノシンという睡眠欲求を高めるホルモンを引き付ける神経細胞の一部と結合することにより神経が覚醒させ、さらに内分泌系はアデノシンの欠如に反応して、学習と記憶の能力を高める神経伝達物質であるグルタミン酸を分泌する

といった研究結果が存在するそうです。信じるか信じないかはあなた次第ですけどね。

あ、コーヒーの飲みすぎによるカフェインの摂取過剰は、頭痛・吐き気・めまいなどの症状をだす方もいるのでマグカップで3杯程度にするのがベターです。

さいごに

「モーツァルト×ポモドーロ×コーヒー」のコラボで集中力&生産性をアップ!みたいな記事でしたがいかがでしたか?

ぜひ皆さんも試してみて下さいね。それから、みなさんが集中したい時に聴くクラシック音楽などもご紹介ください🎶

もちろん、集中したい時だけじゃなくて、リラックスしたい時、アドレナリン全開にしたい時、眠りたい時、泣きたい時、恋をしている時などシチュエーションに応じて聴いているSpotifyのプレイリストがありましたら、コメント欄かTwitterのDMにて、ぜひ教えてください。

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