自分を知り、相手の性格に合わせて話す〜DiSC理論〜
DiSC理論って知っていますか?
学んでいるコーチングスクールでは、性格的傾向を4つのコミュニケーションスタイルで考えますが、その元になっているのがDiSC理論です。
こちらの方が一般的で分かりやすいので、この理論と自己理解、他者理解についてお話をしていきます。
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検査では1つのタイプが結果としてでますが、あなたはそのタイプと決めつけるものではありません。
みんながそれぞれの要素を持っている前提で、どのタイプが強く出ているかということです。
2つのタイプが強く出ている人がいたり、人によっては仕事の時はCタイプ、家庭ではSタイプが強く出るなど状況や役割によっての変化もあります。
なので、結果は受け止めて自分の性格タイプとして確認しておく一方で、他のタイプの要素も持っているかを考えてみると面白いです。
また、周囲の人の意見を聞いてみると、自分がどう見られているか分かり、自分の気がついていない面が分かってきたりもします。
また、どのタイプがいいとか悪いとかいうことではなく、それぞれみんなが持ち合わせる性格そのままでいいということです。
詩人金子みすゞさんの代表作にある
『みんなちがってみんないい』
そんなイメージだと思います。
いろんなタイプの人が集まるほど多様な意見やアイデアが出て、会社などの団体としてもうまくいくというのが面白いですよね。
多様な考え方を持つ人がいて、それをいい悪いで判断するのではなく、受け入れていくんです。
この理論を知ると自分のことも相手のこともどんな傾向があるかが分かり、それをふまえて話すことができます。
それによって、相手が分かりやすい話し方や受け取りやすいアドバイスなどが分かってくるんです。
私のDiSC検査結果はS安定型でした。
スクールでの分け方はもっと簡単な分け方で質問数が少ない分、自分の中にある要素や周囲の意見から絞ってタイプを考えていきます。
クラスで一緒になったほとんどの人は自分がどのタイプか分かり、中には2つの要素があると感じている人もいました。
私の場合は、S安定型が1番しっくりきますが、i感化型もC慎重型の要素もあると感じて3つの中で迷いが生まれ。
S安定型の人が集まる場所では落ち着くと思った一方で、その中ではみんなより自分の積極性が強く行動が早いことから自然と司会をやることになりました。
それで、i感化型よりなのかな?と思いました。
i感化型の方と話した時は、振り返ってみると確かに私も元気に早口で話していましたね。
また、自分は論理型ではないと認識していましたが、人から落ち着いているとか論理的と言われることもあり、情報収集や分析が好きな所はC慎重型の要素も感じます。
スクールの皆さんの感覚では、私をS安定型と言う方が多めでC慎重型と言う方もi感化型と言う方もいて、面白いなぁ〜と思いました。
また、私の中にその「3つの要素を感じるけど本当はどこなの?」と聞いた方が2人いました!
相手が私のようにいろんな要素がある人だと、性格的傾向をつかみづらいかもしれません。
私の場合は確かに3つの性格的要素がありますが、迷ったり決めつけたりせず自分にはいろんな面からあることを受け入れることにしました。
状況によって強く出る所が変わりますし、考え方としては感情と論理の両面を持ち合わせているということです。(感情の方が強めです)
例えば、i感化型の明るい未来のワクワクしたイメージを描くのが楽しい面、C慎重型の現実的なプランを組み立てるのがやりやすい面もあります。
以前はそんなこと考えたこともなく、それが自分のどんな性格と結びついているのか、人と違うのかなんてことも知りませんでした。
自分の考え方や行動の組み立て方が分かると、目標を立てる時や何か選択する時などにもそれに合わせて決めやすいですし、迷わなくなると思います。
自分のことなのにまだまだ知らないことがあるんですよね。
それを知るのはとても興味深く、今後の生活に活かしていけると思うと楽しみでもあります♪
自己理解が深まるほど余計な思考がなくなり、無駄なく物事を選択したり、コミュニケーションのとり方に配慮したりできるんですよね。
いろんな面のある私ですが、まぁそれが私だと面白がって付き合っていきます。笑
更なる自己探究と自己理解を進めて、日々の人間関係とコーチングに活かしていきたいなぁと考える日々です。