長澤和輝 プロサッカー選手
海外移籍についての個人の見解を書いています。
ベガルタ仙台から新たな道を歩むこととなりました。 まず、共に戦ってきたサポーターの皆様、監督、コーチ、選手、スタッフ、そして関わるすべての方々に心からの感謝を申し上げます。この決断を尊重し、背中を押してくださったことに深く感謝いたします。 ベガルタ仙台との縁は、浦和レッズ時代から私の闘う姿勢を評価してくださった北野強化統括部長のおかげでした。加入当初、チームは苦しい状況でしたが、「クラブの信頼に応えたい」「このクラブを良い方向に導きたい」という強い思いで戦いました。残留はで
儀式ってなんだろう二十歳になったら、たった一人でライオンと戦うマサイ族。 家族を亡くすと指の先端を切り落とすダニ族。 世界には多くの儀式があり、目の当たりにしたことはないが信じがたいものばかりで、この時代の日本に生まれてよかった。。。とほっとしてしまう。 日本には、冠婚葬祭という儀式がある。 冠は成人式、七五三や還暦など人生節目のお祝い。 婚、葬は文字の通り。 祭は祖先への祈りや感謝を表す法事やお盆のことを言う。 それ以外にも正月や節分など年一で行われる年中行事と呼ば
「オルンガ、カタールに移籍したんだ。」 「この選手がこのチームに移籍したんだ。」 びっくりすることもよくありますよね。多くのサッカーファンと同じように僕たち選手もSNSでJリーガーの移籍情報を知ることも多く、移籍の時期になるとドキドキしてツイッターをスワイプしてます。 僕自身、2021年に名古屋グランパスに移籍しました。 プロサッカー選手のほとんどの選手は移籍を経験します。移籍にまつわる背景には、契約年数、年俸という個人的なものから、昨今のコロナ禍でのリーグ情勢など、
サポーターの皆さんへ直接感謝の思いを伝える機会がありませんでした。 この場で、自分が在籍した4年間に感じたことや思いを振り返りながら 多くの支えになり、また一緒に戦ってくれたサポーターへ感謝を伝えたいと思います。 クラブ加入と決意ドイツから移籍をする際、当時GMであった山道さんに声をかけていただいたのがこのクラブ加入のキッカケでした。 ドイツで出場機会が得られていない状況。というコンディションが悪い中 クラブとしても簡単な決断ではなかったと思いますが、すぐに「カズキを獲
海外への憧れ僕のサッカー選手としてのキャリアはちはら台SC(小学校)→三井千葉サッカークラブジュニアユース(中学時代)→八千代高校→専修大学→1.FCケルン(セミプロ)→1.FCケルン(プロ)→ジェフユナイテッド千葉→浦和レッズというキャリアです。ブンデスリーガでプレーした選手はたくさんいますが、大卒ブンデスリーガーとしては初めての選手です! 大学卒業後にいくつかJリーグのクラブからオファーもいただいていました。僕の周りの方からもまずはJリーグで結果を残してからとアドバイス
サポーターとの共感をどう作り出すか?無観客試合になった時に一番の問題は試合を通じてサポーターと喜怒哀楽をどう共有していくか、ということだと思います。 クラブとしては苦い過去になりますが、2014年に無観客試合を経験しております。 清水のアフシン・ゴトビ監督「誰もいないスタジアムには魂が欠けていると感じた」 僕自身はこの時は浦和レッズの選手ではなかったですが、試合をした選手たちは異様な雰囲気だったと言っていました。 選手は、口々にサポーターの存在の大きさを口にしました。
Jリーグの再開の方針Jリーグの再開の方針が出ましたね。最短で6月、遅くとも8月から試合を開始し、リーグ戦の消化を100%にする方法を考えると。 リーグの方針がある程度決まったら、次は各クラブが活動をどのように再開をするか、ということになると思います。ブンデスリーガ、プレミアリーグの状況を調べてみました。 ドイツ・ブンデスリーガの状況他国の現状を探ろうとドイツのブンデスリーガの動向について調べてみると、1部2部36クラブがビデオ会議を行い、5月中の無観客でのリーグ再開を目指
スポーツ産業というのはファンやサポーターの安全安心の上に成り立っているものなのだと改めて感じております。安全安心と産業を維持していくことのバランスをどう考えていくのか選手の立場から考えていきたいと思います。 新型コロナウイルス状況下のクラブ経営政府から休業補償がされているように、新型コロナウイルスの影響で多くの産業が厳しい状況にありますが、スポーツ産業も厳しい状況に陥っており、我が浦和レッズも例外ではありません。 僕もあまり知らなかったのですが、浦和レッズがどのよ
浦和レッズの長澤和輝です。 新型コロナウイルスの影響でJリーグが第1節を終えた段階で中断となって以降、僕たち選手も安全を第一に自宅で過ごしている状況です。現在、村井チェアマンをはじめ多くの方々が再開に向けて様々な角度から検討を進めていただいていることと思います。リーグ戦やカップ戦の形式が変わることや、無観客試合での開催等も検討がされているように今シーズンのJリーグはどうなるかは分かりませんが、僕たち選手は与えられた環境の中で最大限実力を発揮することで貢献していくことが第一で