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『十二感覚』と子どもの苦手の問題 1 ​


​​​​​​​​​​ルドルフ・シュタイナーは、人間には12の感覚があると述べています。

その12の感覚は、大きく3つのグループに分けられます。

意志と深い関わりを持つ下位感覚
『触覚』『生命感覚』『運動感覚』『平衡感覚』

感情と深い関わりを持つ中位感覚
『嗅覚』『味覚』『視覚』『熱感覚』

思考と深い関わりを持つ上位感覚
『聴覚』『言語感覚』『思考感覚』『自我感覚』
です。

 私たちは普通『感覚は5つ』(視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚)
 と、いう考え方をよくしています。

私は、最初、シュタイナーの12感覚の考えを知ったときは、
一体、何故、そのような分け方をする必要があるのだろう????
と、大混乱に陥りました。


ところが実践を重ねていると、
​​​​​​​​この分類の仕方と関係性を把握することが
子どもの成長を理解し、助ける上でとても重要であることが分かってきました。

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