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NAEMON
2020年7月29日 18:49
朝、駅から職場へ向かう道。多くの人が、同じ道を、同じ方向へ歩きます。僕は今日、いつも乗っている電車に間に合わず、一本後の電車に乗りました。なので、そのぶん急ぎ足で職場へ。当然、同じ電車に乗っていた人達のことはどんどん追い越していきます。すると数分後。前方に、人の群れが見えてきました。そうです。その集団は、一本前の電車に乗っていた人たちでした。ここで、僕はどこか不
2020年7月16日 18:13
雨が降り始めた時に、地面から漂ってくるあの匂いには、「ペトリコール」という名前がある。これを知った時は、大きな衝撃を覚えました。その言葉を知るまでは、「雨が降った時のあの匂い」という、感覚的な表現でしか表せなかったものが、「ペトリコール」という明確な言葉で表せるようになったんです。とても面白いことだと思いました。匂いという、目に見えないものを、ある名前で表せる。そして他人に伝え
2020年7月17日 18:32
人って、一度自分でこれだと決めたものには、どうしても固執してしまうんだと思います。頭のどこかで、より良い選択があることがわかっていながらも、しがみついてしまう。そんなことを考えた、今回の話です。仕事帰り、最寄り駅を出ると、小雨が降っていました。といっても、もはや降っているのか降っていないのか分からない程度の、弱い雨です。僕は、雨に備えて折りたたみ傘を持って来ていましたが、使いま
2020年8月2日 18:46
何か悪いことが、目の前に迫ってきているような予感がする。それは、わかっている。でも、それらをなんとかごまかす。自分に都合が良いように解釈し、ごまかす。「大丈夫だ、きっと大丈夫」そう繰り返し唱える。一生懸命に、その悪いことが「起こらない」理由を、探し続ける。悪いことが「起こる」可能性については、考えないようにする。頭のどこかでは、わかってる。この悪い予感は、無視せ