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今ある器の大きさのままで空き容量を増やそう!<大人になってもできないことだらけです>

大人になってもできないことだらけです 著者:きしもとたかひろさん

まず表紙のイラストを見て“ほのぼの”。
疲れた目をほぐしてくれるようなやさしい味わいです。

そのイラストだけに目を奪われているだけではなく、文面も高層ビルに上っていくような表現力の高さと洞察力の鋭さを感じさせるのです。

全般的には保育への思いが綴られていますが、関連した日常生活での気づきも各所に含まれています。
子どもに関することと思いきや、大人が過ごす上でのちょっとした生きやすさのヒントもありますので少しご紹介します。

<荷物をおろして余裕をもって> というタイトル文で、

「余裕を持つこと」と「機嫌よくいること」ができるだけで、こどもとの関わりは変わってくる。
(中略)
この「余裕を持つ」って知識や技術を身につけたり心を広く盛ったり、そうやって器を大きくすることではなくて、今ある器の大きさのままで空き容量を増やすことなんだと思う。

本書より

やることでいっぱいだと「終わらせる」ことに集中してしまい、考えることができなくなってしまいます。そこにお金や人の助けを借りながら、空き容量を増やすことが大事ということを改めて気づきました。こういう時に世の中に多々あるサービスを利用するのも1つの方法ですね!

きしもとさんはnoteでもページがあります。
現在は更新されていないようですが、ぜひこちらもご覧ください~🤗


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