-『ミスなか』最終話を見て- 素朴な疑問を持ってしまうことの生きづらさ
先週、菅田将暉さん主演のドラマ『ミステリと言う勿れ』が最終回だった。賛否両論あるようだが、私は原作を読んでいなかったこともあり、菅田将暉さん演じる久能整の常識にとらわれない発想力や観察力に毎話驚きながら、謎解きを楽しんでいた。
中盤で、久能整がこんなことを言っていたのを覚えている方はいるだろうか。
これは、ある女の人が結婚式で会ったことのない父親にバージンロードを歩いてもらおうとお願いしに名古屋へ向かう新幹線の中で、偶然隣の席に座り経緯を知った久能整に言われたセリフだ。