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モンゴル人に喜ばれる手土産【モンゴル旅行記1/3】
時間がない人向けに結論から言うと、
・化粧品
・紅茶(ティーバッグ)
・子ども向けおもちゃ
だと思います。
サバノ!(モンゴル語で「こんにちは」)
先日モンゴルへ6泊7日の旅行に行ってきました。これから3回に渡ってモンゴル旅行に関することを書いていく予定です。
1回目は、モンゴル人に喜ばれる手土産について。
今回はテレルジで泊まるゲルのホストファミリーへ渡すために、日本から手土産を持って
ジェームス・タレル《光の館》宿泊レポ
”空は青い”なんて嘘では?
最初に感想を。日没に刻々と変わっていく空の色を、それを囲む天井の照明が際立てて、目の前の光景から一瞬も目が離せなかった。
空が空ではないみたいで、でも、とてもきれいだった。
こんなにシンプルな装置で、自然を”人間の知覚能力について考えさせる道具”にしてしまうとは、ジェームス・タレルよ、あっぱれ。
ご存知「光の芸術家」、ジェームス・タレル
ジェームス・タレルは、
-『ミスなか』最終話を見て- 素朴な疑問を持ってしまうことの生きづらさ
先週、菅田将暉さん主演のドラマ『ミステリと言う勿れ』が最終回だった。賛否両論あるようだが、私は原作を読んでいなかったこともあり、菅田将暉さん演じる久能整の常識にとらわれない発想力や観察力に毎話驚きながら、謎解きを楽しんでいた。
中盤で、久能整がこんなことを言っていたのを覚えている方はいるだろうか。
これは、ある女の人が結婚式で会ったことのない父親にバージンロードを歩いてもらおうとお願いしに名古
ボルタンスキー『最後の教室』@大地の芸術祭 レポート
廃校という場所が相まって、無名の、無数の個人の"不在"がこれ以上ないほど際立っていた。
見て周る怖さも含め、忘れられない作品。
はじめに昨年(2021年)に亡くなったフランスを代表する現代アーティスト、クリスチャン・ボルタンスキーの作品を、新潟で拝んできた。
ボルタンスキーは世界中で個展を行うアーティストではあるが、2000年の第1回芸術祭より3年ごとに開催されるこのトリエンナーレに、2015
ロニホーン展@POLA美術館 レポート
全作品、非常にコンセプチュアル。
そして作品は共通して、「シンプルさと添えられた物語」が特徴的だった。
1. 《エミリのブーケ》 Bouquet of Emily5本の柱それぞれの1面に、アメリカの伝説的な詩人Emily Dickinsonの手紙の一節が引用されている。
こんなにシンプルな方法で言葉が物質として溶けていくのを表現できるのかと驚いた。
同時に、言葉はある1面から見れば言葉とし