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「わたげ荘」の魅力

おはようございます☀
大山滞在23日目です。
今日の大山町は曇り一時雨の予報。
今シーズン最後のお客さんが来るので、何とか天気が持ってほしいものです。
朝の時点では晴れているので、このままの天気が続くことを祈って、今日も楽しんでいきます!

打ち解けやすい人間関係

鳥取ワーキングホリデーの間、私は「わたげ荘」というシェアハウスに滞在させてもらっています。

わたげ荘は、一軒家の古民家を改修した建物で、シェアハウスとシェア別荘の滞在形態があります。
また、定期的にご飯会などの集いが開催されたり、シェア別荘メンバーが友人を連れてきて、一緒にごはんを食べたりしています。

ただ、公に情報を公開して、メンバーを募集していないため、わたげ荘に集まる人は、基本的に友だちか、友だちの友だち、という関係性になります。

そのため、たとえ初対面であっても、わたげ荘のコンセプトやまーしーさんの活動に共感している、という共通点があり、また、友だちの友だちという安心感もあるので、打ち解けるまでのハードルが低くなります。

心理的ハードルを下げる空間設計

わたげ荘の入り口をはいると土間が広がっていて、靴を脱がずに、ダイニング、キッチンと奥まで入っていけます。

まーしーさんに聞いたところ、初めてわたげ荘に来た人でもハードルを感じず、自然に空間に馴染んでいけるように、もともと普通の家だったものを床を抜いて土間にしたとのことでした。

靴を脱がなくていいので、入り口を入ったあとに視線が下がることがない。
そして、視線の先には、ふすまや壁などが取り払われた開放的な空間が広がっている。

まーしーさんに言われるまで意識もしていなかったのですが、それくらい自然に、わたげ荘という空間に溶け込んでいけたんだろうなと思いました。

「はじまり」と「おわり」のハードルは適切に設定

シェアハウス、シェア別荘、わたげ荘で開催されるイベント、、、
わたげ荘への関わり方はさまざまで、その人にあった関わり方を選択できます。

ただ、そこに来る人たちは、まーしーさんを介してつながっている人だったり、シェア別荘メンバーの友だちだったりと、ゆるやかなクローズドコミュニティになっています。

新しい出会いはあるけれど、安心感は保証されている。

この条件を整えるために、SNSなどで広くメンバー募集をするということはしていないとのことでした。

また、シェア別荘メンバーになるには、登録手数料と年間の更新料がかかるのですが、これらもメンバーになる人を考えての設計をしているとのことでした。

ある程度「高いな」と感じる登録手数料を設定することで、本当にシェア別荘メンバーになりたい人だけが参加できるようにする。つまり、ミスマッチをなくすための設計です。
そして、年間の更新料については、「卒業」のタイミングを用意してあげる、という設計になっているとのことです。

シェア別荘メンバーは、他県に住んでいる人も多く、頻繁に来れる人ばかりではありません。
また、ライフステージが変われば、必然的に「わたげ荘に来る」ということが難しくなる場合もあります。

更新のタイミングがないと、

「一度登録手数料を払って、メンバーになったからには顔を出さないと、もったいない、、申し訳ない、、」

といったような気持ちで、なんとなく幽霊部員的に関わり続けることになってしまう可能性もあります。

毎年、更新があることで、前向きに「卒業」できるタイミングを設けているとのことでした。


「ハードルを取り払うこと」と「あえてハードルを設けること」

どちらも、わたげ荘のメンバーにとって優しい設計になっているのがすごく素敵だなと思いました。

大山滞在「残り10日」

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