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語彙を増やす ことば絵じてん購入
現在、年中さん(5歳)の長男は自閉症スペクトラム+境界知能の診断を受けています。
児童精神科から届いた発達検査結果報告書に「語彙量や文章理解力はまだ低いようです。」と書かれていました。
どうして、ことば絵じてん?
語彙を増やすのに何かいい方法はないかと調べていたところ、年少さんから公文国語をはじめひらがなが読めるようになっている、視覚優位であるためイラストがあると理解しやすいことから、ことば絵じてんが長男に適しているのではないかと思い購入してみました。
また、ことば絵じてんを利用している支援級や療育もあるそうで、発達凸凹のある子どもには効果的なのではないかと思いました。
三省堂のことばの絵じてんを選んだ理由
購入したことば絵じてんはこちら↓
ことば絵じてんは他社からも出版されていたのですが、三省堂のことばの絵じてんは説明文が簡潔でわかりやすく、枠の囲い方が見やすいとの口コミを見て選びました。
また、HPに載っていたキャッチコピーにも惹かれました。
確かな「ことばの力」をつける
本格的なことばの絵本。
そうそう、そうなんです。確かな「ことばの力」をつけさせたいんです。買うなら本格的なものないい。
反応はいかに…
思惑通り長男にヒットしました!購入して2週間経過、毎日欠かさず読んでいます。
長男はことば絵じてんのことを“ぶあつい絵本”と呼んでいて、『ぶあつい絵本読もうよー!』『ぶあつい絵本、車に持って行ってもいーい?』と片手に抱え、お気に入りのページを読んでいます。ぶあつい絵本読んでる俺カッコいいって思っている感じ。笑
興味の幅が狭いので、満遍なく読むということは難しいです。「〇〇って書いてあるかな?」「〇〇ってどんな意味だろう?」と質問してみても、『見ない!』と言ってなかなか他のページは開いてくれません。「こっちのページも見てみようよ〜」と私が手に取ると怒られちゃいました。笑
早速、効果を感じた出来事
保育園のお迎え時、いつも先生と長男の様子について会話をしています。
「△△△くん、昨日体調が悪かったからみんなで和室で寝たよって教えてくれました。和室には押入れや床間もあると話していて、よく知っているなぁと驚きました!」
まさに、ことば絵じてんを購入してから長男が気に入って読んでいたのがいえのページだったんです。
一緒に読みながら、『△△△のおうちにわしつあるね。とこのま、おしいれもあるね。』『じぃじばぁばのおうちは一階にわしつあるね。一緒にわしつで寝たいな。』とお話したところでした。
しっかりことばをインプットし、先生にお話してアウトプットできてる!すごい!なんだか希望の光が見えたような気がして嬉しくなりました。
興味のあることに関連したことばは見てくれるようで、たたみ、えんがわなど一緒に調べてみました。
公文国語宿題時にもひと工夫
個別療育でプリント学習を行っているのですが、先生の声かけが素敵だと思ったので、参考に公文国語の宿題時にもひと工夫し声かけをしてみることにしました。
療育の先生はプリントの問題だけでなく、必ずプラスして質問をされます。例えば、ミッケ!のような探し絵のプリント。指示されたもの以外のものもどこにあるか尋ねたり、〇〇は何個あるかな?赤色のものはある?など。
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右側の問題、上の絵が正解です。プラスして「じゃあ下の絵はどんな荷物かな?」と質問すると、『かるいにもつ!』と答えてくれました。
追加でプリントをしなくても、ひと工夫で学ぶ機会は増やせるのだなぁと思いました。楽しく会話をしながらなので、あまり負担にもなっていない様子。
さいごに
語彙を増やす取り組みは始まったばかり。長い道のりになりそうですが、プラスにしかならない!と思い、コツコツ頑張っていきたいなと思います。
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