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つらいことが10あってうれしいことが1ある

 このnote掲載は、始めてから2年半近く経ちますが、途中の中断があったため、今週の掲載で、ようやく「100週連続掲載」になりました。

 途中途中で、業務が忙しいなどの理由で、継続を諦めかけた時期もあったのですが、とりあえず「100週連続」を目標にコツコツと掲載を続けてまいりました。

 私の記事は、すべて無料記事ですから、何の儲けにもつながるわけではないのですが、それでも読んでくれる人が少しずつ増えてくると、張り合いにつながるものです。

 小さな喜びってヤツでしょうかね。

 先日、本を読んでいたら、いい言葉に出会いましたので、引用してみます。

 「つらいことが10あって、うれしいことが1あるのがこの世界。でも、つらいこと10を頑張ると、頑張ってよかったと思えるうれしいことが待っているんだよ。大丈夫、神様は見ているよ」
 ※『週末朝活 心と体に「余白」が生まれる』(池田千恵著・三笠書房王様文庫刊)

 このたびの「100週連続掲載」についても、1回・1回の記事は、小さなもので、時に今週は疲れたなぁ~と思うときもしばしばでしたが、このnoteアプリの記事の掲載を継続させるようなアプローチ(“noter”なら、知っているでしょう。)にも助けられて、小さな目標ですが、達成できました。

 苦労と言うほどの苦労ではないですが、先の「つらいことが10あって、うれしいことが1あるのがこの世界。」という言葉に思わず共感してしまったのも、こんな背景があるのですね。

 いや、こんな記事掲載よりも、ずっと私を迷わせていることがあります。

 私は、今年度末で60歳を迎え、いったん定年の形を取るのですが、来年4月1日付で人事制度の改訂があり、定年が瞬間タッチで65歳に延長されます(経過措置はありません。)。

 今の仕事が、業務の質・量ともに、かなり厳しく、60歳になっても、この業務が続くんかいなと思うと、「辞めちゃいたいな」というのが、頭をよぎるんですね。

 いわゆる“宮仕え”であるサラリーマンの方だったら、こんなことを思わない方の方が少数派だと思うのですが、私も、例外ではないのです。

 ただ、今の業務は、自分が希望して戻って来た古巣の担当分野であり、そのことからも、業務内容のほとんどは、他のメンバーに負けず劣らずの十分な理解がともなっています。

 何が以前と違うかって言えば、コロナ禍を経て、デジタル化が格段に進んだことと、担当分野のより一層の複雑化(複雑怪奇化と言った方がいいかもしれません。)とコンプライアンスの強化によって、業務にかかる縛りがメチャメチャに厳しくなったことです。

 こんな質・量ともに厳しい業務を、通常の正社員と同様に、60歳以降もやるんかいな、と思うと、憂鬱になってしまうのですね。
 ※私は、冗談抜きに、出勤時は「7to8」みたいな勤務をしています。そこまでやらなくてもいいのかもしれないのに、バカだねー。

 退職したら、経済面で結構厳しい生活になるのは、目に見えており、スパッと辞めるのも、なかなか選択肢として取り得ない…。でも、辞められたらいいなと思う…。要は、逡巡しているのです。

 そこに、先の本の言葉に出会ったのです。

 「そうか。“つらいことが10あって、うれしいことが1あるのがこの世界”と言うが、私の場合、せいぜい“つらいこと:うれしいこと=3:1”くらいだな。なんたって、自分で希望してきた古巣の担当分野だけに、内容は理解できるし、活躍の場もある。つらい3をしのげば、うれしい1もありそうだぞ。

 定年を機に…ということが、しばしば頭をよぎりますが、まだ世間一般よりは大分マシな状況だと自分に言い聞かせる毎日なんです。

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