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奥嵐山 千光寺へ紅葉狩り散歩(24.12.8)

なんだか久しぶりに予定が無い休日。
丁度紅葉も見頃という事で、一念発起して子供を連れて嵐山くんだりまで行ってきました。
同じ京都市内といっても、自宅からは京都の端と端といった位置関係で、
なかなか気軽に行く気にならない嵐山。
そもそもこの時期(じゃなくてもですけど)観光客で溢れかえり、よっぽど用事が無いと行く気が起きない場所ではあります。

まあそこはそれ、以前から嵐山でもここは穴場という場所に目星をつけていたので、この機会に行ってみる事にしました。

奥嵐山、大悲閣千光寺。
最初にこの場所の事を知ったのは、確か学生時代に読んだミステリー小説の舞台として。
その時からずっと気にはなっていたのですが、なにせ嵐山の更に奥地なのでなかなか行くタイミングが掴めず、今回念願の訪問となりました。

12月8日・日曜日、千光寺の参拝開始時間の9時から逆算し、いつもの朝散歩に比べると遅めの8時40分。
嵐電嵐山駅からスタート

朝9時前、まだ界隈のお店もお寺も殆ど開いていませんが、早くも観光客の姿が目立つ嵐山駅

嵐電嵐山駅から、観光客が大勢訪れる天龍寺や竹林の道などがある方角に背を向け、まずは渡月橋を渡ります

保津川ー大堰川ー桂川と名前を変えるこの川。
このあたりは大堰川
渡月橋の上から。
紅葉真っ盛りですね
人力車が走ってる・・・とカメラを向けてみて気づいたのですが、
左手の人だかりは開店前のアラビカコーヒーに並ぶ人々ですか
渡月橋の先には山の中腹に虚空蔵法輪寺が見えます。
そういえば、前回嵐山に来たのは数年前に子供の十三詣りに法輪寺に行った時。
それ以来の嵐山ですね

渡月橋を渡って右折、大堰川の川沿いを上流に向かいます

高級旅館、星のや京都さんの乗船場。
星のや京都さんは、この船に乗らないと訪れることができない場所にあるそうです
嵐山モンキーパークの登り口を左手に見ながら進みます。
約120頭のお猿さん達が野生の状態で暮らしている場所へは20分ほどの山登りで、
私はまだ未訪です
人影が殆ど見えませんが、これでも嵐山。
こちらの道にやってくる観光客はなかなか少ない気がします
貸しボート、調べてみるとこの日は強風で営業をしてなかったそうです
目指す千光寺の案内がでてきました。
この看板だけ見ると、探偵ナイトスクープの「パラダイス」感がありますが
対岸の亀山公園も紅葉真っ盛り
どんどん上流へ
保津川下りの船に船で横付けして飲食物を販売する琴ケ瀬茶屋さん。
営業していれば、保津川下りに乗らなくても直接ここで食事ができます
思いのほか水も綺麗だった大堰川
これから向かう千光寺、とにかく絶景を強調しています
ラストスパート、この階段を上がります

千光寺へ向かうつづれ折りの階段、これが思いのほかキツかった。
子供は元気に登っていくのですが、私は途中で息が切れて小休止。
階段の途中に何ヵ所も腰掛ける場所があるので、大人はゆっくり上がるのが
いいかも知れません

門の奥に見える鐘は、自由に撞く事ができます。
私も帰りがけに撞かせていただきました

えっちらおっちら上って、9時25分到着。
嵐山駅から45分ほどかかったでしょうか

しんどい思いをして登った甲斐のある絶景。
遠くに比叡山も望めました

ひとしきり絶景を堪能し、本尊の観音様とその横にあった角倉了以像にお参りして帰路へ。
角倉了以は、元々嵯峨清凉寺近くにあった寺をこの地に移転させたそう。
私くらいの世代の京都人は、小学校の社会科で地元の偉人的な位置づけで習った記憶があります

川沿いの道は千光寺で行き止まりなので、帰りは来た道を戻る事に
途中、川沿いに降りることができる場所がありました。
この風景を独り占めの贅沢
分かりにくいですが、対岸の木立の中を嵯峨野観光鉄道のトロッコ列車が走る姿も
大分戻ってきました
あの比叡山の手前に見える一本の銀杏の木、気になります
更に列が伸びている感じがするアラビカの行列
渡月橋が近づくと、屋台もチラホラ。
しかしここは何屋さんなんだろう?
渡月橋にやってきました
来る時に比べて人は増えましたが、それでもまだ午前中で少な目かな。
なんといっても車道に車がありませんしね
渡月橋を渡ったところ、桜餅の琴きき茶屋さんの前では人力車の車夫さんが客引き中。
こちらの桜餅、嵐山名物で美味しいです
そんな感じで嵐電嵐山駅に戻ってきました

歩いた距離は普段の散歩とあまり変わらないのですが、
山登りで思いのほか体力を消耗したのでこのまま帰路に。
とにかく嵐山とは思えない人の少なさの中、絶景の紅葉を堪能できて、
よい散歩となりました

約3.4km 6369歩

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