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『言葉』というものは、とてもムズカシイ!だから一生学び続けていく

早い時期から形成される子どもの口グセ

子育てを始める前、私は「子どもに対して、ポジティブな言葉掛けをしよう!」と心に決めていました。自分が生きる中で「言葉が人生を創る」というのが、とても身に染みて感じられたからです。子どもには幸せになってもらいたい、そのために良い言葉を使ってもらいたいと考えていました。

ですが、実際に子どもが産まれてみると、忙しい毎日に余裕がなくなり、いつしか最初の決心はどこへやら…。実に情けないことに、「ダメダメ!」「早くして」「片付けないと捨てちゃうよ!」などなど、言ってはいけない子育てNGワードを連発していました。

ある日、長男の口から「片付けないと捨てちゃうよ!」のNGワードが出ました。一緒に遊んでいた次男に向けた言葉です。その時リビングは、長男と次男が遊んでいるオモチャで足の踏み場もない状態でした。ついさっきまで自分も一緒に楽しく遊んでいたのに、ふと長男のスイッチが入ったのだと思います。

子どもにとって、遊びはなくてはならないものです。夢中になって遊んで、自分の世界を広げ、そこから心身を成長させていくものです。遊びにはつまずきや失敗、葛藤などがありますが、子どもはそれをマイナスのものとは考えません。試行錯誤をしながら工夫を凝らし、ポジティブに向き合っていきます。そして、それがその子が生きていく中で、さまざまな問題解決をしていく際の姿勢になります。

そのような大切な遊びなのに、私ときたら、子どもが無意識にその遊びを中断してしまうNGワードを植えつけてしまっていたのです。子どもには自由な発想を持ってもらいたいなぁと思いながら、子どもの遊びをジャマする魔の言葉で強制していたのでした。子どもの言葉は親の口グセを写す鏡です。

本当におそろしい…。よくよく注意してみると、子どもの発する言葉は自分の言葉そのままです。ある程度成長すると、たくさんの人と関わって言葉も多彩になってきます。ただ、年齢が小さければ小さいほど、身近な存在である親の言葉の責任は大きいです…。やはり特に気をつけていきたい部分です。

子どもの頃

それでも言っちゃいそう!そんな時はどうする?

まず、「自分ってば、NGワード言ってるなぁ…」と気が付いた時点で、あなたは変わる可能性があります。全く何も感じずに子どもに言葉を掛けている状態から、すでに自発的に目覚めているのですから!現状を認識することはとても大切です。ぜひ、自分の気付きに自信を持ってくださいね。

忙しい毎日、イライラする日々の中で、「言ってはいけないこと」を言ってしまうことはあります。だって人間だもの…。そんな時、自分を責める必要はないです。落ち込み続ける必要もありません。ただ、その言葉を発してしまった後に、「どう修正するか」を考えていけばいいのです。

お母さんとは言っても、一人目の子育てだったり、子どもが何人いたとしても各自十人十色なので、いつも未知の世界を手探りでジリジリ進んでいるようなものだと思います。知らないこと、わからないことばかり、失敗だってします。お母さんも間違っていいんです。そこから試行錯誤していき、自分と家族が笑顔になれる方法を見つけましょう。

お母さんのそういう姿は、子どもにもきっと伝わると思います。すぐに目に見えた効果はないかもしれません。最初は、「1ヶ月、3ヶ月、半年など」と短めに期間を区切って、試してみてください。そして、ひと言ふた言のメモ程度でいいので、その日の感想をどこかに書き残しておいてくださいね。

もし余裕があれば、日記がオススメ。(日記は毎日書かなくてもOK!書ける時に書きましょう。)後で振り返ってみた時に、自分の感情の動きがバッチリわかり、とても面白いです。自分から意識して行動することで、小さくても必ず前向きな変化が起こります。この前向きな変化は、子育ての励みになり、あなたにとっての子育てを変化させてくれるはずです。

ここまで読み進めてくれたあなたなら、大丈夫、必ずできますよ。まずは、気軽に楽しむつもりで、始めてみてくださいね。

チューリップ 言葉 子育てをどう楽しむ わが家流


そういえば、以前、紙オムツのCMソングとしてよく耳にした、マユミーヌさんの「ほしのかずだけ」。(リンク貼ってみました♡)この曲と、読売テレビの夕方の情報番組での「めばえ」のコーナーが、忙しい実習の日々における癒しでした…。(どちらも赤ちゃんの映像と歌がステキ。)久々に思い出しました!


最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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