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「厳しい冬の日々を描く」昭和の北海道
「僕の昭和スケッチ」イラストエッセイ174枚目
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今日は、友人から聞いた話を元に僕の昭和スケッチを描いてみました。
彼は釧路の生まれです。
北海道ですから、冬になると大量の石炭をストーブに焚べるのですが、子供の頃は馬が石炭を乗せた橇を引いて雪の中をやって来たそうです。
「それを馬橇(ばそり)と言うんです」
と昔語りをしてくれます。
「外はものすごく寒いから、家の中ではストーブをガンガン炊く、、、だから北海道では家の中は凄く暖かいのです」
僕はその話が好きで何度聞いても飽きる事がありません。
7秒シリーズではありませんが、今日は唯この絵を見て頂ければ幸いです。
文字で書くことは他にありません。
*「石炭を運んでくる北国の馬」という画題は、僕にとっては些かメルヘンなところもあり、同時に冬の厳しさも底にあるもので、、、とても興味深いものでした。ちなみに僕にこの話をしてくれる友人は中々の秀才で釧路湖陵高校から明治大学に進み、テニスジャーナルの最後の編集長を務めた松尾高司という好漢です。
*<©2023もりおゆう この絵と文は著作権によって守られています>
(©2023 Yu Morio This picture and text are protected by copyright.)