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「クリームソーダを頼めなかった15歳」
「僕の昭和スケッチ」画237枚目
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クリームソーダを男が喫茶店で頼むのはちょっとハードルがある。
馬鹿馬鹿しい話であり、今時こんなことを言うのも憚られるが、「男子たるものクリームソーダなんぞ頼んで良いのか」という躊躇いがある。
特に高校時代に喫茶店に行き始めた頃などは、なかなかクリームソーダは頼めなかった。何となく子供っぽく見られるような気がしたからだ。それに、そんな女子ども(失礼!)の頼むようなものを口にしたら、連んでいた仲間達に何を言われるか分からなかった。それで、コーヒーを頼むのだが、最初は苦いばかりで美味くもなんともない。
覚えたてのタバコを燻らせて、格好をつけていた愚かな15歳の頃・・・
思えばかなり赤面・・・
僕にとってクリームソーダは素直に注文できなかった昭和メニューだ。
あな恥ずかしや(笑)
*日本でのクリームソーダの始まりは、明治35年、銀座に日本初のソーダファウンテンとして開業した「資生堂パーラー」で売られたアイスクリームソーダ。ソーダ・ファウンテン(米)は、清涼飲料水などの飲料を提供する設備。(Wikipediaより)
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