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「団子の味」 昭和の街角
「僕の昭和スケッチ」84枚目
<画/もりおゆう© 原画/水彩 サイズF5>
昭和と言うと、僕はどうしても食べ物の事を思い出してしまいます。
きっと、生来の食いしん坊なのですね。
今日はうちの近くにあった小公園の前の団子屋さんの思い出です。
子供心にも安いお団子でした。
10円硬貨より大きいくらいのお団子をナント5つも!串に刺してあって、確か10円。昭和30年代半ば頃だったように思います。
けれど、それがとても美味しかったのです。
味はみたらしではなく、しょう油をハケで塗ってドライに焼いたもの。
普通のお餅を焼いたような感じでした。
おいしくて人気があったこの団子屋台の前には毎日子ども達が押し掛け、まだほんの小さな女の子が一人でやって来る事もありました。
「オジさん、お団子ください」
なんて言われると、オジさんはもう嬉しそうにホクホクした顔で団子を焼いていたものです。
何と言う事もない昭和の平凡な街角の景色ですが…
今も忘れられません。
*この記事は、あの日の景色あの日の味という企画に参加したくアップしましたが、ナント締め切りが過ぎていました(⌒-⌒; )💦
このあたりが、もりおゆうの大ボケらしいとお笑い下さい。
😄ツッコミ「締め切り過ぎてんで〜、お前!」
けれど、皆さんに読んで欲しく、そのままアップした次第です。
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