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「徳光和夫さん」昭和おじさんキャラ全開
「僕の昭和スケッチ」イラストエッセイ216枚目
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昭和おじさんキャラ全開で今も活躍中の徳光さん。
上は彼の若き日、日テレのアナウンサーだった頃のイメージ。
巨人(長嶋)、演歌(美空ひばり)、プロレス(馬場/猪木)、競馬が大好きで涙もろく人情家。お説教好きなところも、如何にも昭和おじさんの典型と言える。
口癖は「〜でありまして」。
彼のトークには数分おきに出てくるフレーズだ。
これは、もう一つ前の時代の昭和の名アナウンサー「高橋圭三」さんから引き継いでいる物言いなのかも知れない。
人気テレビマンである事は疑いの余地はないけれど、こう言った饒舌&軽口アナウンサーにありがちな失敗談も多い。
日本テレビ在籍中に「国家予算は、5兆円」と言うはずが、「国家予算は、5円」と言ってしまい*、「常識が無さすぎる」とニュース番組を降ろされたのは有名なエピソード。温厚そうな風貌で誰にも好かれそうなのだが、一方で時にちょっとシツコかったり、周りの空気を読めずつまらない失言も多く、周囲を苦笑/辟易させているのもご愛嬌か?(笑)
大橋巨泉さん、前田武彦さん、逸見正孝さん、、、、
昭和に活躍した名司会者と言われた面々は既にブラウン管から消えている、或いはお亡くなりになっている。
そんな中で相変わらず元気にテレビを賑わしている徳光和夫さん。
昭和アナウンサーは死なず!
いつまでもお元気で。
*渡されたニュース原稿が5円と誤っていたのをそのまま読んでしまった。
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(©2023 Yu Morio This picture and text are protected by copyright.)