「否定」を「受容」へ
自分の発した言葉、行動に嫌悪感を持つ。
それが自己否定であり、つまり、自己肯定感が低いということ。
嫌悪すること、否定することが、自分をより向上させる、そんな思い込みもある。
その根強い思い込みが、自分に対する弊害となっている、そう気づくのは意外と難しい。
だって、それが成長の糧だと思っているから。
自己肯定感を高めるには、自己受容が一番大事なのに、否定グセをを発動しながら、丸ごと受容するという、難解なことをする。
難しいな…そう思いながらも続けていくと、当たり前のようにしていた自己否定に気づく。
否定している自分に気づきさえすれば、自己受容の意味合いが変わり、受容がスムーズに進んでいく。
自分がどんな言葉を発しても、どんな行動をしても、どんな思考も、どんな感情にも、自分はそれに許可を出す。
たとえ誰かに否定されても、自分は受容する。
その頼もしさ、安心感こそ、自分が探していたものかもしれない。