【YouTube大学まとめ】ワイン②『フランスとアメリカのワイン』2/3
ボジョレーは地区、ロマネコンティは畑、シャトーマルゴーは生産者の名前。よく聞くワインの名前でも、全然意味が違う!これを知らないと、恥を掻くかもしれません。
【YouTube大学まとめ】はマガジンにてまとまっています!
最後のあとがきに僕の想いを書いてます!
今日はこの動画!
フランスワイン②ブルゴーニュ【畑に格付け】
前回の記事で、フランスワイン①ボルドーは『シャトーに格付け』と説明しました。4大シャトーもありましたね。
まず、ブルゴーニュはフランスの真ん中より少し東側に位置します。
ボルドーがシャトーに格付けしているのと違って、ブルゴーニュは畑に格付けしています。どういうことか、説明していきます。
ボルドーとブルゴーニュの歴史の違い
ボルドーは戦争などがあっても、金持ちが金持ちのために保護したのがシャトーです。
ブルゴーニュは修道院や教会が持ってた大きな畑を、小分けにして農民に売り渡していた過去があります。
つまり、ボルドーは、大きな会社、醸造所メインで格をつけています。ブルゴーニュは細かくわかれて、どこの会社というのがわからないから、細かい畑ごとに格付けしているのです。
シャトーマルゴーは『作っている場所』ロマネコンティは『畑の名前』
ロマネコンティはブルゴーニュで、畑の名前です。
この2つのワインはよく聞きますが、この違いがわかっただけでも大きな進歩です。
ボジョレーヌーボーとは、ボジョレー地区の新しい酒
ボジョレーヌーボーは季節が来るとよく聞きますよね。これは、ボジョレー地区の新しい酒という意味です。
お酒というと、熟成させるタイプと、すぐに飲むタイプがあります。これは後者にあたります。
ボジョレーヌーボー解禁に歓喜しているのは日本だけ
これはバブル期にボジョレーヌーボーを祝うというのが流行ったためです。バレンタインにチョコ食べるというようなものです。
時差の関係などで、フランスに出回るよりも日本の方が早く出回るため、それをPRして流行ったのです。
まとめると、ボジョレーは地区、ロマネコンティは畑、シャトーマルゴーは生産者の名前
フランスて圧倒的に大きいのが、ボルドーとブルゴーニュですが、他に3つだけ覚えておきましょう。
①シャンパーニュ シャンパンはここでしか言えない
フランスの北に位置します。
シュワシュワしているワインが全てシャンパンではありません。シャンパーニュ地方で作られたスパークリングワインだけがシャンパンと言えます。めちゃくちゃプライドが高い地域です。
ドンペリニヨンを買い取ったのが、モエシャンドン(MOET&CHANDON)それを買い取ったルイ・ヴィトン
そして、モエシャンドンを買い取ったのが、ルイヴィトン。ヘネシーというお酒のブランドも買ったため、LVMH(モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン)というブランドがドンペリを持っていることになります。
②アルザス リースリングを作れる
ドイツとの国境に位置します。
アルザス地方はEUの発足に関わっている地域です。多くの鉄が採れる為、ドイツとフランスで共同管理しようと決めたのがEUのきっかけです。
リースリングというドイツのブドウを育てられるのが特徴です
③プロヴァンス ロゼワインを作っている
ロゼワインとは、3種類の作り方がある。
1、皮をとって、つけるタイプ
2、最初はつけて作るけど、濃くなる前にとっちゃうタイプ
3、黒ブドウと白ブドウを配合して作るタイプ
ロゼが可愛いとアメリカのセレブで最近流行っています。それを、ロゼレボリューションといいます。
ボルドーとブルゴーニュは瓶も違う
ボルドーは肩がいかり肩のようになっていて、ブルゴーニュはなで肩です。これには理由があります。
ボルドーは長期熟成により、澱(おり)がたまる
ボルドーは長期熟成することがおおく、酸とかの成分が結晶化して澱(おり)というカスのようなものができます。
それをいかり肩のとこに引っ掛けて、グラスに入らないようにするためにこの形になったそうです。
ブルゴーニュは、そういうことがあまりないため、なで肩になっているのです
フランスは畑に手を加えてはいけない。
「82年のシャトーマルゴが・・・」のようなこと聞いたことがありますよね。年が何かあるの?と思いますが、これがあるのです。
雨が降らず、水が足りない!となっても、水を加えてはいけません。フランスの法律では、ワインの生産者は、その土地の良さをふんだんに活かすというのがポイントなので、水を加え土地の状態に手を加えることをやってはいけません。
ダメな年は「今年はダメでした!」というしかないのです。
なので、天候に恵まれた年と、恵まれない年で、出来不出来はでてしまうので、貴重なのです。
ブドウの品種は、土地や年、生産者と組み合わせて覚えよう
赤で有名なのが、
カベルネ・ソーヴィニヨン、ピノ・ノワール、メルロー
白で有名なのが
シャルドネ、ソーヴィニヨンブラン、リースリング
お店でオーダーするときなどは、この名前だけ言っても、ブドウの品種しか言ってないので、味が保証されません。なので、どこで、誰が、いつ作ったやつ、などを組み合わせて覚えることが大事になってきます。
ニューワールド アメリカはルール無用
雨が降らないなら、降らせればいいじゃないかといのがアメリカです。
ワイン生産量 第4位がアメリカ 内90%はカリフォルニア
もともと、ヨーロッパから東海岸に移民が流れ着きました。そして、どんどん東から西へ進んでいきました。そしてたどり着いた西海岸で起きたのが、ゴールドラッシュ(1848~1855)です。
ゴールドラッシュでうまくいかない人が、西海岸でワインを育てた
ゴールドラッシュと言っても、うまくいって稼ぐ人と、そうでない人がいます。その失敗した人が、食いつなぐために、ヨーロッパの文化であるワインを作ったのがきっかけです。
始めてみると、気候が良く、うまく作れました。
1920~1933 禁酒法が発令される
第一次世界大戦後、禁酒法が出てきます。体に悪いからやめなさいというものでした。ですが、禁酒になった途端、表では買えないから、裏社会でマフィアとかが売ってました。お酒がそっちの地下組織に流れて、より治安が悪くなってしまったため13年で解除されました。
ワインを作っていた人たちは失業となってしまいましたが、なんとか食いつないだところもあったそうです。ジャムを作ったり、協会は治外法権なので守ってもらったりしてたみたいです。
第二次世界大戦勝利による繁栄→ワインが浸透
ヘミングウェイが『ワインは好きだ』と発言したこともあり、アメリカ人がワインを飲むカルチャーがだんだんと浸透されていきました。
そこで、カリフォルニアワインがルール無用で、いけてるらしいとなり、セレブなどがお金をどんどんかけていきました。
ですが、フランスのブルゴーニュのワインと、カリフォルニアワインが選べるのであれば、やはり、フランスの方が価値が高いように思えますよね。
そんな人たちが・・・
カリフォルニアワインを甘く見ていた人たちが、衝撃を食らう事件が起こってしまった!
②はここまで!!最後までありがとうございました!
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次回、最終回!
前回の①はこちらから!
ルーツや歴史、フランス、イタリアの比較を解説しています!
あとがき
僕は小さいころから新しいことを知るのが好きです。
学生時は勉強法を知るのが好きで、よく中田敦彦さんの勉強法やプレゼンなどを見てました。そんな中田敦彦さんがYouTube大学を開き誰でも見れるようになりました。
そしてその内容は、本の要約、解説。
僕自身本が全く読めない性格で、長文は苦手です。
ですが、YouTube大学はめちゃくちゃ分かりやすく、ワクワクします!
だからこそ、そこでの学びをnoteを使って整理したいと思いました。
noteで整理することにより、文字で見れるようになります。そうすることで必要な部分、大切なポイントを簡単に見れます。長文が嫌いな人向けに、目次をうまく活用し、目次を見るだけで理解できるようにします。
これの活用法は、動画の学びをより脳に定着させることです。僕もそうですが、学びを見ても次の日には半分くらいは忘れてしまいます。それを思い出すために動画を見直すのは、時間がかかりますよね。でも、付箋のようにメモが残ってれば思い出せます。それがこのnoteになります。
発展途上なので、やりながらどんどんバージョンアップさせて行きます!
応援よろしくお願いします!
参考文献
「世界のビジネスエリートが身につける教養としてのワイン」渡辺順子(ダイヤモンド社)
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