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大切なのは「メッセージ」を送ること

こんにちは濱田です。

前回はダイエットには「地図」が必要だというお話をさせて頂きました。

ご自身の「地図」は出来ましたでしょうか?

それを元に進んでいけば例え航路から外れても立て直しが可能です。

「目標も書いた」

「地図も作成した」

自分の摂取すべきカロリーが分かった所で、気を付けたいのがPFCバランスです。

前回も少しだけ触れましたが、摂取カロリーを減らせば体重は落ちます。

しかしながら理想的な身体作りに向かうという事を考えると、無駄な脂肪を落としたいです。

体重が減っても「スタイルが悪くなった」「疲れやすくなった」では元も子もありません。

では何故、そのような事が起こるのでしょうか?

話は人類誕生の時期まで遡ります。

およそ500万年前(諸説あります)人類は誕生したと言われています。

その頃に人間にとって「今日のご飯」にありつける事は当たり前ではありませんでした。

・獲物が取れるか分からない
・作物が実るか分からない

ましてや1日3食など食べられる訳もありません。

空腹、飢餓との戦いです。

時には空腹状態で狩りをする時だってあったかもしれません。
空腹状態で作物を取る事もあったかもしれません。

そんな我々の先祖にとって大切なのは「動いて代謝を上げること」ではなく、「動いてもカロリーを消費しないこと」だったのです。

いつでも食べ物が手に入る現代人の我々と異なり、次いつ満足な栄養が入ってくるか分からない状況です。

同じように過ごしていてもカロリーを消費しない方が、少ない食事でも生命を維持する事が可能だからです。

そんな彼らにとって、あるだけでカロリーを消耗する「筋肉」は必要最低限あればよく、重宝したのが「体脂肪」でした。

皮下脂肪として蓄える事で、栄養が入ってこなくてもそれをエネルギーにして身体を動かす事が出来るからです。

満足に栄養がとれない飢餓の時代においてこんな便利なものはありません。

反対に「飽食」と言われる現代社会ですが、つい日本も100年ほど前まではそうではありませんでした。

つまり我々には「ご飯が食べれない時代」の記憶がDNAに刻み込まれており、そこには「筋肉減らせ!」「脂肪をつけろ!」というメッセージが流れているのです。

その為、放っておいても脂肪はどんどん溜まっていきますが、「気付いたら腹筋が割れていた」なんて事は起こらない訳です。

良かれと思って運動する事で代謝が増えます。

代謝が増えると「エネルギー」が必要になってきます。

皆さんの”にくき”「皮下脂肪」というものは減らすのに非常に手間がかかります。

具体的には「分解」「運搬」「燃焼」と3つも段階を踏まないといけません。(稟議書のハンコに似てますね、課長→部長→社長みたいな)

筋肉は手軽にエネルギーに変換できるので、放っておくと運動で代謝が上がり、その為に筋肉が減ってスタイルが悪くなってしまったなんていう結末になりかねません。
これは誰もが望まない結果のはずです。

その為に必要になってくるのが筋肉へ対する「メッセージ」です。

「飢餓じゃないよ」「減らなくて大丈夫だよ」そんな優しいメッセージを送らないと筋肉は簡単に去っていきます。(理由は前述した通り)

そんな問題を解決してくれるのが「プロテイン」です。

「プロテイン」というとサプリメントとして販売されている「袋のアレ」を思い浮かべる方が多いと思いますが、
もとはギリシャ語の「プロテウス」からきておりで「唯一のもの」という意味合いです。(諸説あります)

身体の中で「唯一」であり、「重要なもの」といった意味なのですが、古代からたんぱく質はそのように重宝されてきたのかもしれません。

現代社会において「糖質」や「脂質」が過剰な摂取によって肥満や糖尿病をはじめとする疾患に繋がる事は周知の通りです。

反対に「たんぱく質」というのはこれだけ重要なものであるにも関わらず多くの方が摂れていないのが実情です。

理由は色々ありますが、たんぱく質が基本的に「おかず」だという事が影響しています。

小腹が空いて「サンドイッチ」を食べる人はいても、「ゆで卵」を食べる人は稀です。

そんな「たんぱく質」が大きく身体作りに関わってきますので、毎食の食事に是非プラス1品してみてください。

3週目の今回は「筋肉にメッセージを送ろう!」です。

是非、実践に繋げて下さい!

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