観察者の視点でいれば、「苦しみ」はないことに気づける
自我を言葉にすると
「私たちは個の存在であって、
安全から切り離されている」
という観念に基づいた強い意識と
そこから生ずるあらゆる思考と感情のこと。
同時にそれによって出てくる
恐怖心はじめ、
ネガティブ感情の源であるもの、
と表現できるかな、と思っています。
自分自身に意識を向けず、
今の自分を調えることをせず、
周りの環境や情報に翻弄されて日々を生きていると、
この自我(思考)が、
私たちが考えたり、
判断したりすることの、
ほぼ「すべての根拠」となってしまっています。
これでは当然、正しい判断はできず、
間違った判断になります。
自我(思考)は勝手に湧いてくるもので、
簡単にはコントロールできません。
逆に言えば、
この自我(思考)の部分さえ、
私たちはきちんとコントロールができれば、
自我(思考)に巻き込まれることがなくなるため、
私たちの人生から
「苦しみ」がなくなります。
だからこそ、瞑想や、ヨガや呼吸法などで
瞬間瞬間の自分に気付いて、
その自我(思考)に、
これ以上のパワーを与えないように
することが大切になります。
怖れ、不安、虚しさ、寂しさ、孤独感、疑い、
などのネガティブ感情は
全て自我(思考)からきています。
本来の自分ではなく、
自我(思考)に巻き込まれているよ、
その世界にどっぷり入っているよ、のサインが
ネガティブ感情。
ネガティブ感情が出てきたら、
そこから離れて、
巻き込まれないこと。
とはいえ、油断すれば、
すぐに私たちは自我(思考)に巻き込まれます、
そういう風にできているからです。
あー、もう面倒くさい!
と思うかもしれませんが(笑)
とにかく、巻き込まれない、
ストーリーに入り込まない、
それを繰り返すこと。
いつも
自分自身をの状態を観察する視点を
忘れないでいてください。
観察者の視点、
そこにいるときには苦しみはありません。
だからといって、
深刻になってしまうと、
「やらなきゃ、やらなきゃ!」
「あーまた巻き込まれている、私はいつも何をやっても、、」と
これではまた
自我(思考)巻き込まれてしまっていますので(笑)
気楽に、楽しく、軽やかに、
続けてみてください♪
それでは、今日も素敵な1日を♪