人生で最も欲しかったものは、 いつかどこかにあるのではなく、 今ここにあるんだ、と気づいた時、毎日の戦いが終わる
私たちが
何かを手に入れたい、とか
何かを達成したい、と思うのは、
今が「不十分」だと思っているから、
今が「足りない」と思っているから。
では、いつの時と比べて
私たちは「足りない」と
思っているのでしょうか?
それは、お母さんのお腹の中にいた時。
お母さんのお腹の中で
一体感を感じていた時、
私たちは「不足」を感じることはありませんでしたが、
外の世界に出て、
一体感を感じなくなった瞬間から
私たちは「不足」を感じ、
常に外側に何かを追い求めて生きはじめます。
こうして、
「足りない、足りない、何か足りない」と
それを、私たちは生まれた時から
ず〜っと続けています(笑)
でも、外にある目標や何かを
追いかければ追いかけるほど、
私たちは、一体感からは遠ざかって、
何かを手に入れても
さらにもっと欲しくなっていきます。
それでは、いつまでたっても
満足感と安心感を得られないのは
考えれば分かります。
「あれさえ手に入れれば、私は幸せになるはず」
という、
より良い明日を目指せば幸せがあるはず、
という時代は、
すでに終わりつつあるのかな、と思いますし、
自分の外側にある何かをかき集めて、
一瞬の幸せと満足感を得ようとする時代ではない、と
今、多くの人が感じ始めていると思います。
本来は、私たちは何も必要とせず
ただ、本来の自分のまま、
ありのままの自分で満ち足りている状態でいたい、
これが、
私たちの本当の望みであり、
目指しているところだと思ます。
そのために
まずは、私たちは
より良い明日を求めて
外側ばかりに目を向けて生きていることに
気づくこと。
そこに気づいたら、
今に意識を持ってくること。
それでも、
すぐに思考がやってきますが、
そうなったら、また今に意識を戻していくこと。
それの積み重ねによって、
私たちが求めていることは、
いつかどこかにあるのではなく、
今、すでにここにある、ということに気づくことができます。
強力な思考癖や、
心の中にある劣等感や罪悪感、承認欲求などが
ニョキニョキとやってきて、
「もっと頑張らなければならない」
「もっと手に入れなければならない」
「もっとやらきゃ、ダメだと思われる」
などなど
私たちを追い立てるようにしてきますが、
そんなことがやってきたら
「また来たな」と気づいて、
ニュートラルに戻してください。
その習慣は、確実に
私たちが本当に欲しかった、
心の穏やかさや満足感、一体感を
手に入れる手伝いをしてくれます。
人生で最も欲しかったものは、
いつかどこかにあるのではなく、
今、ここにあるんだ、ということが分かれば、
追いかけても追いかけても終わらない、
この毎日の戦いが終わります(笑)
アーユルヴェーダの習慣、
ヨガや瞑想の習慣は
私たちが本当に欲しかったものに気づかせて、
それを手に入れる手伝いを
してくれます。
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