「もう消えちゃいたいな」の奥にあるもの
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今日の個人セッションは大学生。
誰にでも
「この世界から消えたいなぁ」と
思うことって
人生に何度かあるものではないのだろうか、と
私は思っていますが、
どうなのでしょう?
今日の大学生も、
時々消えたくなるんです、というお話しから。
なにか絶望があって
そう思うこともあるけれど、
特別、ひどく落ち込んだわけでもないけれど、
毎日に嫌気がさして、
「あーもう消えたいな」と思うことも
あったりするものです。
今はそんな思いになることはないけれど、
でも、
そんな気持ちになる人の気持ちがよく分かりますし、
そんな風に感じる若い人の気持ちなどは
「うんうん、分かるよー」
ってくらい分かります。
でも、もし、
本当に「消えたい」と
思うことがあるのであれば、
行動に移す前に
自分の奥底にある、
本当の自分の気持ちに耳を澄ませてみてください。
「もう、消えちゃいたいな」
の奥には
本当は
「私をもっと大切にして生きていきたい」
の強い思いがあるはずだから。
でも、実際のこの社会は
比較や競争ばかりで、
勝ち抜かないと生きていけない雰囲気で、
そんな中
自分を大切にしながら生きることがなかなかできなくて
それでもなんとか頑張ってきたんだけれど
何をやっても
何度やっても、
どうにもうまくいかなくて
みんなにも迷惑かけて、
もう嫌になってしまったなぁ、
という心の奥の思いが、
「消えたいな」という表現に
なっていたりします。
本当は
「私をもっと大切にしたい」
「私のままで生きたい」
その気持ちが本当の気持ち。
でも、もはやどうやっていったら良いか
そのやり方が分からなくて苦しいから
「もう、誰か助けてよ」が本音。
私がそうだったから、よく分かる。
私は世界中を巡れば、
どこかに私を助けてくれるグル(教師)と
出会えるんじゃないか、と
思って、
どこまでも旅を続けていましたから。
ぐるぐるぐるぐる
世界中、探し求めていました
体育会系で鍛えられた
体力も気力もあったので
それはもう山奥までも(笑)
私はそうやって
私を助けてくれるグル(教師)や、
私を救ってくれる「教え」はどこにあるはずだ!と
探し回っていたけれど、
「誰かこの苦しい私を助けて」という
思いさえ封じ込めて
助けを求めることも、
頼ることも
甘えることも出来ずに
「自分でなんとかしなければ」と
やっていたら、
それは消えたくもなります。
人生を
自力でなんとかしようと
コントロールすることをやめて、
降参して、
自分をぜんぶ明け渡して
助けてください、と求めてみる。
それは友達でも良いし、
家族でも良いし、
身近な人でも良いし、
信頼できるメンターやグル(教師)でも良いし、
人が難しければ
本でも聖典でも良いと思います。
私は
バガヴァットギータや奇跡のコースに
助けてもらいましたから、オススメです。
どちらかを選ぶのであれば、
初心者であれば、
「奇跡のコース」の方がより分かりやすいかも
しれません。
「消える」のはその後でも遅くないですね。
スピリット、源、ブラフマンは、
絶対に私たちを見捨てることはしません。
なぜなら、
私たち自身が「それ」だから。
I am that.
「それ」であることを忘れてしまった
思考(自我)の私が
自分を切り捨てたがっているだけですから、
そんな思考(自我)に巻き込まれないように。
「消えたい」なんて望みは
ただの思考(自我)の声。
本当は
何もできない自分、
迷惑ばかりかけてしまっている自分、
失敗ばかりの自分、
どうしようもない自分、
そういう自分も
そのままで受け入れてもらいたい、
誰に一番受け入れてもらいたいか、
それは「自分自身」です。
「このままの私でいいんだ」から、
「このままの私がいいんだ」「このままの私だからいいんだ」へ
明日からも素敵な1週間を!
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