”感じきる”・・・とは。感情は感じたらそのまま放っておく。これが”受けとめる”ということ
こんにちは。
まずは、たくさんの”スキ”、そしてフォロー、ありがとうございます。
ひとりでも多くの方と、同じ思いを共有したいと書いた記事が読まれ、
共感を持っていただけたこと、とてもモチベーションが上がります!
読んでくださるみなさま、そしてスキやフォローしてくださるみなさまは、
きっと「類友の法則」で出会った方たち。
私のつたない文章が、誰かの心に響き、
インスピレーションの源泉となれたら幸いです。
さて、今日は「考える」ではなくて、「感じる」というテーマで書いていこうと思います。
見出し画像は、イスラム教の説教師、神学者であるルーミーの言葉。
詩人でもあります。
内面の探求について多くの詩を書いた方。
何か受けとれることがあれば、と思い見出し画像を作ってみました。
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咳が出たから咳止めの薬を飲む、
お腹をこわして、トイレに何度も行くので薬を飲む、
頭が痛いから、鎮痛剤を飲む、とか。
身体の症状を抑えるために、薬を飲む、ことがあります。
昔(20代の頃)、友達の義理のお父さんが整体の先生で、
そのお友達から、「月イチ施術してもらっているから、一緒に行かない?」とお誘いをうけ、連れて行ってもらったことがあった。
施術中、先生はいろいろと私と会話をしながら身体をポキポキ鳴らして、痛いのに口調を一切変えずに私の身体の状態を観察していました。
そしたら、「出るものは出した方がいいよ」と突然言い出したのです。
続いて先生は、
「身体が元に戻ろうとして起きていること。
辛いなら薬を飲む、という方法もあるけど
少しの症状なら放っておいた方が身体は勝手に自然な状態に戻りたがるから大丈夫」と言いました。
私はその時、仕事を始めたばかりで、
ストレスが胃が痛くなることがあり、
胃薬を飲む、という話をしたからかもしれません。
身体は神秘、
ということをやけに真剣に話してくださいました。
今でもそのできごとは忘れられません。
それからも度々、友達と一緒に施術と、先生の話を聞きに何度か行きました。
身体は、自分で自分(身体)のことをよくわかっている。
だから、出るものはそのままにしておいた方がいい、
痛みなんかは、特にそう。
こんなふうにも言っていました。
お坊さん、のような方。
人の身体を触っただけで、どこが弱っているのかわかるんだそう。
その先生は、薬を否定しているわけではありません。
薬も必要であれば、ありがたく飲んでね、と言っていたし
心配なら病院に行った方がいいとも言っていました。
私たちは、痛みを”ダメなもの”と判断しがち。
しかも、痛いのはイヤなので、自然と否定的な考えが浮かんできて、
”早く治さなきゃ”と思ったり、
”痛いの、あっちいけ!”と痛みを追いやったりしてしまいます。
それはそれでいいけど、
問題なのは、痛みを「だめ」と判断すること。
痛みは、痛み。
感情も、「痛み」の一種なので、
マイナス感情は特に、感じたくないとか、イヤだとかこの感情をなんとかしたいとコントロールしてしまいがち。
整体の先生のおっしゃった、
出るものは出す、以上。
「身体は元の状態を知っていて、きれいな元の状態に戻るための浄化なんだよ」と言っていました。
病気もそうだよ、と言っていました。
長年、痛みや出せなかった”思い”が積もり積もったものが病気なんだそう。
感情もしかり、です。
湧いてきた感情に何も判断をしないで、
ただ感じたら放っておく・・・。
これが「感じきる」ということなのかなと思う。
感情、「いい」「悪い」という点数をつけない。
自分の湧いてきた感情はそのままにする。
感情は、身体と直結しているので、整体の先生はもしかしたら身体と心はつながっている、と言いたかったのかもしれませんね。
身体の症状にあらわれるものも、
心の症状にあらわれるものも、
何もジャッジしないで、流して(放って)おく。
ジャッジそのものが、視野を狭める行為だから。
おかげさまでその後、胃の痛みはなくなりました。
薬もよし!だけど、
感じきる練習をしたら、必要のない薬は減らせる、かもしれません。
今ある、ちょっとした不調も、
「だめ」という判断をしなくなったら、
なくなるかもしれません。
下の記事もお時間あればぜひ読んでみてくださいませ。
身体は限界なき知性そのもの、と私は感じています。
心も身体も、「舵取りはわたし(ほんとうの自分)」だということ。
自我(偽りのわたし)は、心も身体もコントロールできると思っているけど、それには限界があると当たり前に信じている。
限りない無限の可能性を持っている「わたし(ほんとうの自分)」なら、
心も身体も思うようにコントロールできるのに・・・。
今後、こんな内容の記事をもっと深掘りして書いていく予定です。
10年間続けている「アメブロ」では、
こんな記事も書いています。
こちらもお時間あれば読んでいただけるとうれしいです。
身体が変わり始めたと感じて一年ぐらいになりますが、
毎年受けていた「健康診断」も今年は受けていません。
(必要ない、と感じたからです)
それでも、必要な健診はそれぞれの病院へ行って定期検診をしています。
(眼科とか婦人科とか歯科とか・・・)
現在50歳ですが、更年期障害もなく毎日元気に生きています!
(2024年9月追記:現在52歳ですが、今も変わらず元気です!)
最後にここから、ちょっと「感じきる」やりかたの一例を書いていきますね。
今ある感情は、そのうち消えてしまう。
人は誰でもポジティブな感情にはあまり執着しない傾向にあるので、
放っておけるのですが、ネガティブな感情には執着する傾向があるので、
何度も何度も押し寄せてきます。
(これをぐるぐる思考、心理学では”反芻思考(はんすうしこう)”と言います)
放っておけば、そのうち消えていくんです。
「あ、また出てきた、わたしのネガティブ思考」
とさらーっと流す。
これには、トレーニングが必要だったりしますが、
まずは、自分の感情に「気づく」こと。
そして、「ネガティブ思考」とひとくくりにしないで、
「比較」とか「嫉妬」とか「怒り」とか、
自分でラベルをつけられる感情にはラベルをつけてみる。
それもよくわからない場合は、
「ネガティブ思考」でも大丈夫。
「いま、ネガティブな考えをしていた」と
気づくだけであなたは、「いま、ここ」にいます。
こんなふうに、「いま」の自分に気づくトレーニングを毎瞬、毎瞬する。
けっこう、忙しいです、笑。
悩んでいるヒマがないくらい・・・笑。
こんなふうにしていくと、悩んでいる自分がどうでもよくなってきます。
「何を小さいことで悩んでいたんだろう・・・?」
みたいな感じで、俯瞰できるようになっていくんです。
こんな方法もあるので、ぐるぐる考えてしまう人は一度やってみてくださいませ。
ひとつひとつの感情を浄化する方法はまだありますが、
わたしが日々実践している方法をご紹介しました。
「俯瞰する」という方法。
ぜひ、やってみてくださいませ。
トレーニングの先には、
世の中のできごと、自分に起こるできごと、人間関係など、
”宇宙規模”で俯瞰できるようになるかもしれません。
外界のすべてのことが、「とてもちっちゃく」みえてくる、笑。
今日も”愛”あふれる一日をお過ごしくださいませ。
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