幸せになるコツは自分にとって幸せとは何か明確にしておくこと。〜「サイコロジー・オブ・マネー」を読んで〜
モーガン・ハウセルさんの「サイコロジー・オブ・マネー」を読んだ。
お金に対する考え方はもちろんだけど、一歩踏み込んで、人生というものに対して深く向かう素晴らしい機会を与えてくれた。
結論。
万人に共通するお金との向き合い方の正解なんて存在しない。
なぜなら、何に幸せを感じるかなんて、人それぞれだから。
私にとってお金とは何かを考える。
お金持ちになりたいか?と問われれば、まぁそれなりにと答える。
そこまで多くの富を築こうとも思ってないし、普通にご飯が食べれて、家族が誇らしく思えて、安心して穏やかに過ごせれば良いと考えている。
逆に言えば、それらを保証するためのお金は、何がなんだって稼がなくてはならない。
他人との比較をしないことが大切だ。
私は私の人生というゲームをプレイしていて、周りの人間もそれぞれ自分の人生という全く別物のゲームをプレイしている。
そのはずなのに、他人のレベルが気になる。
比較する必要はないし、そもそも比較できるものでもないのに。
自分が何を大切にするのか。
幸せとは何か。
答えが出ない問題だけど、出ないなりに日々向き合って、考えることが大切なんだと思う。
思考停止では簡単に流されてしまう。
そうやって手にしたお金で食べるご飯は本当に美味しいだろうか?ぐっすりと今夜眠ることができるのだろうか?
案外、指標はシンプルだ。
自分の心は、自分がどうお金と向き合いばいいか知っている。
先が読めない人生だ。
だから面白いし、だから不安でもある。
人生とお金。
切り離せないこの設定が、人生を面白くしてくれていると前向きに捉えて遊ぶ。
明日も仕事をしようか。
金を稼ごうが。
全ては幸せに生きるために。
お金のために生きているんじゃない。
金より大切なものがあるって、それは綺麗事なんかじゃない。
人生を面白がっていくために、お金を愛していこう。
付き合い方を間違えず、良きパートナーとしてこの人生をお金と共に歩んでいけたらいい。
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