めいそう日記〜Day16:脳科学×瞑想②
1. 瞑想小咄〜脳科学×瞑想②
引き続き、『世界のエリートがやっている 最高の休息法』(久賀谷 亮著・ダイヤモンド社)の要約をしつつ、私の実体験を織り交ぜながら話をしていきたい。
本の内容を進めて、Lecture1から。本書が教えてくれる脳科学×瞑想の効能とは、疲れない脳づくりの他、こんなことが言われている。
・集中力の向上ー1つのことに意識を向け続けることができるようになる ・感情調整力の向上ーストレスなどの刺激に対して感情的な反応をしなくなる ・自己認識への変化ー自己へのとらわれの減少、自己コントロール力の向上 ・免疫機能の改善ーウィルス感染などに対する耐性、風邪をひきづらい 『世界のエリートがやっている 最高の休息法』より
集中力の向上というと、確かに何かに没頭するときは時間を忘れて取り組んでいる自覚がある。瞑想のビフォーアフターを比較したらどうなのか、とは思うが、実際そういった実感がある。
感情調整力の向上は私が最も自覚しているところ。状況の良し悪しさまざまに心の中が波打つことは日々起こっていることではあるけれど、自分の感情状態を客観的に把握し、気づくことができるようになってきている。以前の記事でも述べたが、心がフワフワしている時や落ち込んでいる時は「感謝」の気持ちを意識して持つようにすると、心が落ち着く。
自己認識への変化、というとどうだろうか。自分自身のことなのでなかなか実感はしにくい。先に述べた感情のコントロールを例にするのであれば、十分な成果は出ているように思える。
免疫力の改善については、まぁ確かにここのところ体調を崩すことはなくなってきたし、毎日元気に過ごしている。身体の中の免疫機能が十全に働いているということにしておこう。
確かに、本書で述べられているような瞑想による効能は実感を伴っている。毎日「疲れている」と感じる方や、集中力が続かない、心の浮き沈みが激しくてしんどい、免疫力が落ちているように感じる方は、試しに瞑想を始めてみるのはどうでしょうか。
2. 今日の瞑想〜2021.11.2 Tue 5:40〜 (13min)
今日は新たな試みをしてみることにした。あまりスッキリ目覚められなかったので、通常のマインドフルネス瞑想よりはもう少し何かに委ねられるような瞑想にすることに決めた。
今日の瞑想音楽はこれ。
アファメーション瞑想をやってみた。アファメーションとは、日本語で「肯定」という意味。自己肯定の言葉を自分自身にかけることによって、ポジティブな気持ちになれるという瞑想。
瞑想の姿勢をとって、いざスタート。ちなみに、私が瞑想する姿勢はクッションにもたれつつ胡坐をかいている。『最高の休息法』でマインドフルネス瞑想をする時は、足の裏を地面につけて座ることを提唱している。うちには手頃な椅子がないので胡座をかくしかない。
上半身については先述の本が提唱している『お腹ゆったり、背筋シャッキリ』な感じで。背中を丸めず、お腹にゆとりを持たせて座る。また、まりこ先生はよく「尾骶骨を立てる」とおっしゃる。尾骶骨を立てると背骨が伸びるので、自然と『お腹ゆったり、背筋シャッキリ』状態になってくる。
話を戻して瞑想開始。まずは昨日実践したマインドフルネス瞑想の方法を取り入れて、呼吸に意識を向けつつ、アファメーションの言葉に耳を傾けてみる。これはどちらかというと呼吸に意識が向くため、言葉がしっくりと身体に染み入るような感じはしなかった。
次に、自分の中心に意識を持ってきてみる。こうすると、集中力が上がるような気がする。その場合は、言葉はまずまず入ってくるような感じはするが、なんというか入ってくる言葉が表面的な気がする。うまく伝えるのが難しい。
最後に、言葉に意識を向けみた。すると、言葉そのものではなく、言葉の意味がじんわりと身体と意識に入ってくるような感じがした。自己肯定の言葉にマインドフルになるため、心の中に言葉が染み入ってくる。
マインドフルネスとは、そもそも目の前の現在「いま、ここ」に目を向けること。その理論を用いつつ、アファメーション瞑想に取り組むと、より効果があるような気がした。
「今日は本当に素晴らしい1日になります」
アファメーションの言葉の一つ。今日1日振り返ってみると…確かに、1日ご機嫌で過ごすことができた、かな。