【番外編】完璧思考では完璧を目指せない
こんにちは、Musashi GYMです。
今日は「完璧思考を捨てましょう」というテーマについてお話しします。
・資料をこだわりすぎて時間がかかる
・こだわって作った資料が評価されずに落ち込む
・目標を高くしすぎてできない時に自分批判する など
完璧を求めるあまり、柔軟性を欠いたり、他者のアドバイスを受け入れられなかったりすることが、実際には目標達成を妨げることがあります。
ここでは、完璧思考の問題点と、それを克服するための方法について考えてみましょう。
完璧主義の人ってどんな人?
完璧主義の人は、自己や他者に対して非常に高い基準を設定し、それを常に達成しようとする傾向があります。
そんな人達の特徴は以下の通りです。
高い基準を持つ:自分や他者に対して非常に高い目標を設定します。
柔軟性の欠如:計画通りに進まないときに柔軟に対応できません。
失敗を恐れる:失敗を極度に恐れ、リスクを取らない傾向があります。
自己批判が強い:自分の過ちや不完全さを厳しく批判します。
アドバイスを受け入れにくい:自分の方法が最善だと信じ込み、他者の意見を受け入れることが難しいです。
極端な努力:設定した基準を達成するために過度な努力をしますが、逆効果になることもあります。
では焦点を絞って具体的なアプローチを考えていきましょう。
完璧主義に苦しんでる人は参考にしてみてください。
柔軟性の欠如
完璧主義者は、物事が自分の理想通りに進まないと苛立ちや不安を感じやすくなります。
このため、計画通りに進まなかった場合に柔軟に対応することが難しくなります。
柔軟性を欠くと、予期せぬ問題に対処できず、結果的に目標達成が遠のいてしまいます。
柔軟性を持つためには、計画に余裕を持たせることが重要です。
例えば、目標を達成するための複数のアプローチを考えておくことで、計画通りに進まなかった場合でも別の方法を試すことができます。
・物事はうまくいかない前提で考える
・目標達成できなかった場合のハードルを下げた目標も立ててみる
受け入れる器の欠如
完璧思考は、自分の方法や考え方が唯一の正解だと信じ込むことにつながります。
これにより、他者の意見や新しい情報を受け入れる器が狭くなってしまいます。
受け入れる器がないと、自分自身の成長が阻害され、結果的に完璧に近づくことが難しくなります。
受け入れる器を広げるためには、自分の考えを常に疑い、他者の意見を積極的に取り入れる姿勢が大切です。
自分と異なる意見を聞くことで、新しい視点やアプローチが得られ、自分の成長につながります。
アドバイスを素直に受け入れられない
完璧主義者は、自分の方法が最善だと信じているため、他者からのアドバイスを素直に受け入れられないことがあります。
しかし、他者のアドバイスは、自分では気づかなかった問題点や改善点を指摘してくれる貴重な情報です。
アドバイスを受け入れられないと、自分の成長機会を逃してしまいます。
アドバイスを受け入れるためには、謙虚な姿勢が必要です。
自分がすべてを知っているわけではないと認識し、他者の意見を尊重することが大切です。
特に、自分より経験豊富な人からのアドバイスは、貴重な学びの機会です。
合格ラインを60点に設定
完璧を目指すことは、非常に高い目標を設定することにつながります。
しかし、高すぎる目標は挫折の原因にもなります。
そこで、自分の合格ラインを60点くらいに設定してみましょう。
これは、自分に対して現実的な期待を持つことで、達成感を得やすくするためです。
例えば、ダイエットを始める際に、最初から毎日厳しい食事制限と運動を課すのではなく、まずは週に数回の運動とバランスの取れた食事を心がけることから始めます。
完璧主義の人はやりすぎてしまうんです。
60点を目指すことで、無理なく習慣化でき、徐々に目標に近づくことができます。
知り合いのおでん屋を経営するオーナーは
「まずは60点くらいの出来で提供し、お客様からのアドバイスと評価を受けて試行錯誤したら100点目指せるやん」
と話していました。
そうすることで、いい商品がつくれたり、新しい商品開発に取り掛かる時間が増えていくそうです。
まとめ
完璧思考では完璧を目指すことが難しい理由についてお話ししました。
柔軟性を持ち、他者の意見を受け入れ、現実的な期待を持つことで、自分の成長を促進し、目標達成に近づくことができます。
完璧を求めるのではなく、継続的な努力と改善を重ねることで、結果的に理想に近づくことができるのです。
皆さんも、この記事を参考にして、自分自身の完璧思考を見直し、柔軟な姿勢で目標に向かって進んでください。
長期的な視点で見れば、小さな改善の積み重ねが大きな成果につながります。頑張りましょう!
Musashi GYM
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