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詩作品まとめ

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#短詩

【短歌】瞬きのようなもの。

【短歌】瞬きのようなもの。

拝啓、みずうみへ。

大切なみんなのためにぼくは目とことばを注ぐ 春のみずうみ

桜から伸びる両手を頸にかけ ぼくもぼくとてすこしずつ散る

どのように切ってもいいよと君が言い ちょきりとずれた夏の遠景

おしまいを抱えていつか花束になってしまえる 空が高いね

ないよりも、あるほうが怖い。わたしたち、だから生きてて夏に似合うね。

感情はどうやらぼくを支配したい、頭蓋を脱いで、いま空が高い。

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